学生サポート

ルールが守れず、自己中心的な主張をする学生がいたら・・・

「今は受付時間ではありません」と説明しても、「学費を払っているのは自分」「あなたは今いるから対応できるでしょ」「例外を想定しないそっちが悪い」など、自分勝手な主張に終始し、説明に納得しない学生に出会ったら、どのように対応すればいいでしょうか?

学生の中にはまだまだ自己中心的なところが抜けきらず、一方的に自分に都合の良い要求をしてくる学生もいます。ルールを守ることのできないモラルに欠ける学生もいるでしょう。近年は、自己中心的で理不尽な要求をする大人も増えていますから、そういう大人に囲まれて育っている場合、影響を強く受けている場合もあります。こういった学生には頭ごなしに言っても聞く耳を持ちません。腹立たしい思いになるかと思いますがともかく冷静に対応することが肝心です。
 そして、まずはなぜルールを守ることが大切かを説明して正規の時間に来てもらうというように、ルールや社会規範の意味を“大人として”伝えて行きましょう。基本的には「枠を外さない」「ルールを緩めない」ことが大事で、こうした経験をすることは本人の成長にも繋がると思います。なかなか納得しない場合、その場から離れても良いかもしれません。
とはいえ、学生の置かれている状況も様々ですので、本人の言い分を汲むことができる場合には「今回だけ」と念を押して対応し、次回からは断るという対応もあるかと思います。ケースバイケースでの対応が必要です。
自己中心的な学生にルールを守らせるのは難しいことかもしれませんが、時間をかけて納得してもらいましょう。理不尽さを感じて対応することが苦しい場合には、他の人に代わってもらうことも良いと思います。