国際連携・留学

国際協力・国際貢献

国連アカデミック・インパクト

中央大学は、国連と高等教育機関を結びつける国際的な取り組みである国連アカデミック・インパクト(Academic Impact /AI)に取り組んでいます。

「国連アカデミック・インパクト Japan」の取り組み

中央大学の役割

中央大学は、アカデミック・インパクトを通して、地球規模の課題に積極的に取り組むことを約束します。

中央大学のアカデミック・インパクトプロジェクトへの取り組み

中央大学国際化宣言!

中央大学は1885(明治18)年の建学以来、我が国の基礎を支える有為な人材の育成に力を注いできました。欧米のすすんだ知識を吸収し、我が国の特性に合わせてこれを応用する「実地応用ノ道」を進み、本学の出発点である法曹界はもとより、政界・官界、多様なアカデミアや産業界の場にも、多数の優 れた人材を送り出し、我が国の発展に貢献してきました。

そして、125周年の節目を機に、中央大学は、再び目を世界に広げます。

いまや世界は、「地球温暖化、持続可能性、地域格差」など、一つの技術、一つの知恵、一つのアイデア、一つの政策、一つの国では解決しえないような、複雑でグローバルな特性を持ったたくさんの課題に直面しています。

中央大学は、このような時代の新しい「実地応用ノ道」として、多様な知識や技能を習得し、従来の枠にとらわれない発想で、多様な分野のたくさんの人々と協力しながら、世界を舞台に、課題の解決に向かって活躍できる有為な人材の育成に取り組みます。

そのために、海外から多数の留学生を受け入れるとともに、教育そのものを多様化・国際化し、人類が直面する複雑な課題そのものを「学びの材料」とする教育の取り組みを開始します。

その具体的な取り組みの一つとして、中央大学は、国際連合が提唱する「アカデミック・インパクト・イニシアチブ」に積極的に参画します。

このような国際貢献と一体化した分野横断的な教育プログラムは、日本で初めての試みです。

我々中央大学は、アカデミック・インパクト・イニシアチブで示された10の課題に、順次取り組み、国際貢献を積み重ねていきます。

中央大学の取り組み
2017年度 「性別、人種、宗教、民族を問わず、全ての人に教育の機会を提供する」(原則3)
2016年度 「性別、人種、宗教、民族を問わず、全ての人に教育の機会を提供する」(原則3)
「異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く」(原則10)
2015年度 「性別、人種、宗教、民族を問わず、全ての人に教育の機会を提供する」(原則3)
「高等教育に必要とされるスキル、知識を習得する機会を全ての人に提供する」(原則4)
UN WomenのHeForSheに賛同・推進する
2014年度 「国連憲章固有の原則を推進し、実現する」(原則1)
「性別、人種、宗教、民族を問わず、全ての人に教育の機会を提供する」(原則3)
「貧困問題に取り組む」(原則8)
「持続可能性を推進する」(原則9)
「異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く」(原則10)
2012年度 「性別、人種、宗教、民族を問わず、全ての人に教育の機会を提供する」(原則3)
「貧困問題に取り組む」(原則8)
「持続可能性を推進する」(原則9)
2011年度 「世界各国の高等教育制度において、能力を育成する」(原則5)
「教育を通して、人々に地球市民としての意識を高める」(原則6)
「教育を通じて、平和・紛争解決を促す」(原則7)
「教育を通じて、貧困問題に取り組む」(原則8)
「教育を通じて、持続可能性を推進する」(原則9)
「教育を通して、異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く」(原則10)
2010年度 「教育を通して、持続可能性を推進する」(原則9)

※年度をクリックすると概要・詳細ページへリンクします。

国連アカデミック・インパクトとは

国連と高等教育機関を結びつける国際的な取り組みである「アカデミック・インパクト(Academic Impact /AI)」が国連本部で始まり、2009年より本格化しています。
世界の高等教育機関に対し、「人権、識字能力、持続可能性、紛争解決」の分野における普遍的な下記の10原則のうち、毎年少なくとも一つの原則を積極的にサポートする活動を求めるものです。

AIの10原則(10の取り組み)

原則1: 国連憲章固有の原則を推進し、実現する
原則2: 探求、意見、演説の自由を認める
原則3: 性別、人種、宗教、民族を問わず、全ての人に教育の機会を提供する
原則4: 高等教育に必要とされるスキル、知識を習得する機会を全ての人に提供する
原則5: 世界各国の高等教育制度において、能力を育成する
原則6: 人々の地球市民としての意識を高める
原則7: 平和、紛争解決を促す
原則8: 貧困問題に取り組む
原則9: 持続可能性を推進する
原則10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く