GO GLOBAL

グローバル戦略

GO GLOBAL 中央大学から世界へ。

国際化の取り組み

中央大学は創立以来、建学の精神である「實地應用ノ素ヲ養フ」大学として、社会で活躍する人材を数多く輩出してきました。「英吉利法律学校」として、英米法の教育・研究を通じ、実社会で活躍する人材の育成を目指した本学は、設立当初よりグローバル教育を行ってきたといえるかもしれません。

グローバル化の加速する現在、世界の流動性はかつてなく高まっています。だからこそ、ただ流されるのでもなく、ただ自分の都合や利益だけを主張するのでもなく、物事の本質を見極め、異なる考え方や背景を理解しつつ、立場の異なる人々と協調し、解決策をともに導き出せるような、そんな地に足を付けた人材が求められているのではないでしょうか。そこに、中央大学が培ってきた教育が果たす役割があるといえます。

世界各国の大学・研究所と国際的な学術交流を展開する中央大学では、世界各国の協定校と学生交換を実施し、学生間の交流も深めています。 本学には、1年間または半期(セメスター)の交換留学、春季または夏季休暇を利用した1カ月間の短期留学(語学研修)のほか、学生が希望する協定校以外の教育・研究機関へ留学する認定留学制度があり、年間1,000名以上の学生が世界中の大学で国際性を磨きながら成長を遂げています。

また、中央大学は、「平成24年グローバル人材育成推進事業」への採択を契機とし、国際経営学部および国際情報学部の開設(2019年度)、多摩キャンパスに“International Residence Chuo”(国際教育寮)および“GlobalGateway Chuo”(グローバル館)をオープン(2020年度)するなど、グローバル人材育成のための環境整備を進めてきました。

こういったハード面を中心とした新しい取組と並行して、海外留学やTOEIC等の資格試験対策のための充実した外国語講座の展開、異文化交流ラウンジ「Gスクエア」を中心とした留学生との交流機会の提供、研究者交流を含む海外の機関との交流の推進など、ソフト面でのグローバル化も着実に進めています。国際社会で活躍する人材を育てるために、「世界」を身近に感じる機会と環境が、ここにはあります。

そして、グローバル化が進む社会で競争力が問われる今日、私たちは、教育・研究・就業力育成においても国際的な視野で取り組みを進めています。とりわけ、多様な価値観を持つ世界中の人々と協働し、困難な課題にも果敢に挑戦し、新たな価値を創造できる人材育成を目指し、「ダイバーシティ&インクルージョン教育」「グローバル・アントレプレナーシップ教育」の推進をテーマとして掲げ、これからの国際社会で活躍できる成長の場を提供していきます。さらなる実績と成果を積み重ね、世界と未来へのゲートウェイとなることが、これからの中央大学のミッションなのです。