特色ある教育プログラム

実地応用に基づく学際的な国際協力人材養成

1.「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」とは

文部科学省が、大学教育の改善に資する様々の取組のうち、特色ある優れた取組事例、特に新規性は見られなくても、真摯な教育努力を継続的に積み重ねて着実に成果を挙げている取組事例等を選定するプログラムです。選定された事例については、広く社会に情報提供されることにより、国公私立大学を通じ、各大学及び教員のインセンティブになるとともに、他大学における取組の参考となることから、高等教育の活性化の促進を図ることを目的としています。

2.平成19年度に選定されたプログラム

(取組名称)

「実地応用に基づく学際的な国際協力人材養成」

 

(申請区分・細区分)

学士課程・教育方法の工夫改善を主とする取組

 

(取組の概要)

21世紀にあって人類の抱える最も深刻な問題の一つに貧困問題が挙げられ、これらの解決・支援に対応する国際協力活動を支え主導出来る人材の質的・量的確保がグローバルレベルでの喫緊の課題となっている。

本取組は、このような現代の社会的人材養成ニーズに応えるため、実学重視の実地・応用教育の伝統を持つ本学が、全6学部の設置科目を有機的にリンクさせ、新たな知的欲求に応えている学際的教育プラットフォームにおいて、「国際協力プログラム」を実施・展開し、国際協力人材養成のための専門教育と各学部専門教育との融合による「T字型専門教育(ヘッドワーク)」、及び複数教員の指導体制の下に、国際機関ネットワークの協力・支援による現地社会調査(フットワーク)を主軸とした「デュアルゼミナール」での教育を通じて、地球社会における国際協力・貢献に資する「国際協力マインド(ハートワーク)」を有した人材の養成を強く推進するものである。