ダイバーシティセンター

所長挨拶・組織・沿革

所長挨拶

ダイバーシティセンター所長
中島康予
(常任理事・法学部教授)

中島康予

「すべての学生・生徒、教職員がのびやかに学び、究め、働く場を創るために」

2017年に公表した中央大学ダイバーシティ宣言に基づき、障害、病歴、経済状況、家庭環境、性別、性自認、性的指向、年齢、国籍、人種、言語、信念、宗教など、多様な背景をもつ人びとが、ともに学び、ともに働くことのできる環境を創り出すためにダイバーシティセンターを2020年に設置しました。センターは、障害、ジェンダー・セクシュアリティ、グローバル・多文化共生の3つを重点領域とし、また、領域横断的な視点を大切にして、学生の個別相談やダイバーシティに関する理解促進のための研修・イベント・情報発信など、さまざまなとりくみを進めてきました。

一人ひとりが安心して過ごせる場所、お互いを尊重しながら学び、究め、働き、のびやかに成長できるキャンパスを創ることは、たやすいことではありません。かき消されてきた小さな言葉と向き合うことは、これまで揺るぎないものと信じていた価値観や学校・社会のあり方を問い直すことになり、戸惑いや摩擦が生じることもあるでしょう。けれども、すべての構成員が、この戸惑いや摩擦の根を探り、緊密に対話を重ねて、より公平・公正な学校を実現することは私たちにとって大きなチャンスです。このチャンスをしっかりとつかみ取るためには、ダイバーシティセンターが、学校のすべての構成員・部署、そして社会・世界をつなぐハブとしての役割を果たすことが必要です。

中央大学ダイバーシティセンターは、いわれのない差別を許すことなく、すべての人びとが豊かな人生を歩むことができる学校・社会を実現してゆきます。

組織

運営体制

沿革

2017年10月 「中央大学ダイバーシティ宣言」公表

2018年6月 「中央大学ダイバーシティ推進ワーキング」発足

2018年11月 「中央大学ダイバーシティ推進×ハラスメント防止啓発ウィーク Chuo Diversity Week」開始

2019年4月 「中央大学ダイバーシティ推進委員会」発足

2020年4月 「中央大学ダイバーシティセンター」発足
多摩キャンパス「ダイバーシティセンター事務室」開設

2021年5月 多摩キャンパス「ダイバーシティスクエア」開設

2023年4月 茗荷谷キャンパス「学生相談室・ダイバーシティセンター」開設