社会・地域貢献

「学びの回廊」とは

『学びの回廊』は、2011年度よりスタートした、中央大学教員の講義を"学ぶ側"から制作した番組です。

『知の回廊』が、教員の研究・教育リソースをわかりやすい形で発信し、大学の持つ「知識」を「知恵」に変えていくきっかけになる番組であるのに対し、『学びの回廊』は、学生や地域住民によって構成された映像制作チームが、"学ぶ側" の視点で制作(=「ツクル」場の創出)します。

同時に、本番組は「ツタエル(伝える)」ことにも大きく着目し、学生や地域住民で構成された映像制作チームによってつくられたコンテンツを、地元CATVチャンネルや、「iTunes U」、「YouTube」等の動画配信メディアに載せて、グローカル(地域×世界)に発信していくことを目的としています。

本番組スタートの2011年度は、番組のデザイン・フレームや映像制作スキーム・フローを提案いただくために、「Chuo Communication Project(CCP)」と称し、 「ツクル×ツタエル 映像制作コンテスト」を実施しました。

参加6チームが、高校生を対象とした法学部の模擬授業で構成した番組制作を競い合い、「チーム村松拓(FLP有志学生)」が優秀賞を受賞しました。

この優勝チームのデザイン・フレームや映像制作スキームを踏襲して、2012年度は読売新聞立川支局と中央大学法学部が地域住民を対象に実施する、法律の公開講座「リスク社会に生きる、法、政治、そして未来(全10回)」をテーマに "学べる"講義を、学生および地元映像関連団体等のチームにより収録・編集(=「ツクル」場の創出)、「YouTube」や「iTunes U」にアップ(=「ツタエル」場の創出)します。

なお、本番組は、その制作過程で映像エデュケーションシーンとして、制作技術スキルアップのための外部専門家によるレクチャーを、番組制作参加チーム全員を対象に実施し、学生×地域とコミュニケーションを交わしながら、映像制作の手法についても学んでいただく、盛りだくさんなプロジェクトとなっています。