FD・SD活動

FD・SDとは(本学におけるFD・SDの定義)

 中央大学では、2005年11月にFD推進委員会を設置し、全学的なFDの企画及び実施や各組織との連絡・調整、情報の収集と共有等の活動を通じて、FD(ファカルティ・ディベロップメント)を推進してきました。2024年7月には委員会名称を「中央大学FD・SD推進委員会」とし、FDに加え、全学的なSD(スタッフ・ディベロップメント)も推進する役割を担っています。

(1)中央大学におけるFDの定義
 建学の精神「實地應用ノ素ヲ養フ」を踏まえ、学部・研究科等の教育組織が掲げる学位授与方針、教育課程編成方針等に基づいた教育活動の質をさらに向上させるための教職員が協働して行う組織的な取り組みをFDと定義しています。

具体的には、

  • 授業の内容及び方法(授業の準備を含む。)を改善 することを主たる目的とした活動
  • 教育課程の質を組織的に改善・向上させることを主たる目的とした活動

をFD活動として取り扱うこととしています。

(2)中央大学におけるSDの定義
 建学の精神「實地應用ノ素ヲ養フ」を踏まえ、本大学が質の高い教育研究活動及び社会貢献活動等を恒常的に展開する大学運営の実現に向けて、必要な知識・技能の習得を図るための教職員が協働して行う組織的な取り組みをSDと定義しています。

具体的には、

  • 大学または高等教育を取り巻く環境、あるいは大学(各組織含む)の方針(考え方)・経営・運営・改革等に関する知識・技能の習得を主たる目的とした活動
  • 教場外も含む包括的な学生対応や学生の厚生補導に関する知識・技能の習得を主たる目的とした活動
  • その他、教職員が本大学で持続可能で質の高い教育研究活動を実現するために必要な知識・技能の向上を主たる目的とする活動

をSD活動として取り扱うこととしています。

(3)FD・SD推進委員会の取り組み
 FD・SD推進委員会として、全学的に取組を行っているものは、(1)FDまたはSDに関する研修会・FD・SD講演会、(2)授業アンケートの実施および全学的観点からの集計・分析、(3)組織別のFD・SDに関する取組の情報展開・アーカイブ化、(4)授業参観制度等です。