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タバコ

建物内全面禁煙!喫煙は、指定の喫煙コーナーで!歩行中禁煙!

タバコの煙には4,000種類以上の化学物質が含まれており、そのうち有害物質は約200種類、発がん性物質は約70種類存在します。なかでも三大有害物質といわれているのがニコチン(強力な依存性、気道刺激性、血管収縮作用)、タール(発がん性)、一酸化炭素(赤血球の酸素運搬能の消失)です。タバコの煙に含まれる発がん性物質などの有害物質の多くは、喫煙者が直接吸い込む主流煙より副流煙に多く含まれており、受動喫煙による健康への影響が深刻な問題となっています。

喫煙による健康影響

喫煙はがん、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支喘息などの呼吸器疾患、糖尿病や歯周病などの生活習慣病の罹患リスクと死亡リスクを高めます。日本では喫煙が原因で年間13万人以上(世界では500万人以上)、受動喫煙が原因で年間1万5千人以上(世界では60万人以上)が死亡しています。能動喫煙と受動喫煙はわが国最大の予防可能な死亡原因となっています。

20歳未満の喫煙による健康影響

日本人を対象とした調査の結果、20歳よりも前に喫煙を始めると、男性では8年、女性では10年短命になることが分かっています。一方、早く禁煙すればするほど、寿命を取り戻せることも分かっています。喫煙者であっても40歳までに禁煙すれば8年、50歳で6年、60歳なら3年寿命を延ばすことができます。20歳未満の喫煙は法律で禁止されており、甚大な健康影響がありますので、絶対に行わないでください。

ニコチン依存症

タバコは嗜好品ではなく、ニコチンの薬理作用を発現させることを目的とした依存性薬物です。やめたくてもやめられない喫煙は「ニコチン依存症」という病気です。タバコ(ニコチン)の依存性はヘロインやコカインに次いで強く、アルコールや覚醒剤の依存性よりも強力です。喫煙している人はできるだけ早く禁煙に取り組みましょう。

新型タバコ(加熱式タバコ・電子タバコ)

加熱式タバコ・電子タバコの煙は水蒸気ではありません。加熱式タバコ・電子タバコにも普通のタバコと同様に、ニコチンや発がん性物質が含まれています。ニコチンを含まない加熱式タバコ・電子タバコでもホルムアルデヒドやアセトアルデヒド、アクロレインなどの発がん性物質が検出されています。

中央大学はキャンパスごとに喫煙に関するルールを定めています。
2019年7月1日に健康増進法の一部を改正する法律が一部施行されました。
学部学生の皆さんはルールを守り、受動喫煙で健康被害を受けることなく、また、全員が快適な学生生活を送ることができるよう、協力してください。

【多摩キャンパス・後楽園キャンパス】

特定屋外喫煙場所以外での喫煙は全面的に禁止です。
特定屋外喫煙場所は以下をご覧ください。なお、文京区は条例により路上喫煙は禁止されていますので、近隣に迷惑がかかるような喫煙行為等は禁止します。

【市ヶ谷田町キャンパス・茗荷谷キャンパス】

敷地内屋内外問わず全面禁煙です。
千代田区、文京区は条例により路上喫煙は禁止されていますので、近隣に迷惑がかかるような喫煙行為等は禁止します。