ソフトボール部(男子部)

ソフトボール部 東京都大学ソフトボール連盟春季リーグ戦(男子)対日体大

2014年05月08日

5月3日   国士大グラウンド
1安打で完封負け
   春季リーグ戦の最終戦は日体大と対戦した。昨年の春季リーグ戦では延長タイブレークの末にサヨナラ勝ちを収めた相手だ。しかし、先発の川村卓未(商2)が流れを作れず、打線も初回の1安打と6回の死球による出塁のみに抑え込まれて完封負けを喫した。

 序盤から相手に試合の主導権を握られてしまった。初回の中大の守り、いきなり一死1、3塁のピンチを招いてしまう。ここで1塁走者が盗塁を仕掛けると、すかさず3塁走者がホームを陥れて1点を先制される。結局この回に川村は2点を失う。
   打線はその裏、2死から平野智士(理工3)が中前に安打を放つも、後が続かず得点することができない。

 2回表には先頭打者に対して、捕手の森添巧将(商3)が「カウントを取りに行った」と言った初球を右翼に運ばれる。その後も四球や左翼手の失策、暴投が絡み3点を追加されてしまう。さらに、3回には前の打席で本塁打を打たれた打者に2打席連続となるソロ本塁打を浴びてしまった。結局、3回を終えて6対0と劣勢に立たされてしまう。実は1回終了時、川村は審判に投球フォームに関して注意を受けていた。「フォームが変わってしまい、いつものイメージ通り投げられなかった」と言う。
   一方で反撃の糸口を掴みたい打線であったが、平野の後は安打が出ず、6回裏に渡邉峻輔(理工4)が死球で出塁するも盗塁に失敗し、後続も倒れて得点できなかった。

   4回以降の川村は「開き直って投げた」と言うように相手打線を無失点に抑え、修正能力の高さをうかがわせた。しかし、日体大の投手陣に対し打線は平野の1安打と渡邉の死球による出塁のみに抑え込まれ沈黙。結局6-0で完封負けを喫した。


 試合後、植西主将は「相手投手の球が走っていた。完全に力負け」、森添も「球速が速く、しかもコントロールが良かった」と語った。しかし、敗戦に落ち込んではいられない。日体大に敗れてリーグ総合4位となり、チームは今週末に行われるインカレ出場を懸けた予選会に出場することになった。敗退すれば4年生は引退となる試合。「春季リーグ戦よりも大切な試合。自分の結果より勝利にこだわっていく」(冨士眞胡人・商2)と気合は十分だ。この敗戦を生かし、インカレ出場への切符を手にすることができるか、注目だ。

◆試合結果
日体大=2310000=6
中 大=0000000=0

◆大会結果
①国士大
②早大
③日体大
④中大

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部