準硬式野球部

準硬式野球部・第69回全日本大学準硬式野球選手権大会 2回戦 対広大

2017年08月24日

第69回全日本大学準硬式野球選手権大会 2回戦 対広大

8月23日 レクザムスタジアム

2年生コンビの活躍で2回戦突破

 

 1回戦で延長12回の激闘を制した中大。2回戦では広大と対戦した。

投げては先発の小澤巧平(商2)が威力のある直球を武器に1失点完投。打線は1回戦でサヨナラ本塁打を放った真谷健吾(商2)が4打数3安打1打点の活躍。5-1で勝利し、悲願の連覇へまた一歩前進した。

 

 先発の小澤は2回まで無失点に抑えるも、3回表に死球と失策が絡んで1点を先制される。しかし、打線はその裏、先頭の1番真谷が内野安打で出塁し、3番長島僚平(商3)が左前適時打を放ち、すぐさま同点に追いつく。

 

 その後の小澤は相手打線に安打を許さず、9回を2安打1失点で完投。打線は5回に真谷、長島、眼龍達矢(商3)の3本の適時打が飛び出し逆転すると、8回には小澤が適時打を放ち追加点を挙げ、5―1で勝利した。

 

3点目となる生還後、ベンチでハイタッチする真谷 ▲3点目となる生還後、ベンチでハイタッチする真谷

 

 完投勝利の小澤は「先制点をを取られてからしっかり取り返してもらい、その後は落ち着いて投げられた」と納得の表情。その一方で「9回に走者を出してから投げ急いでしまったので、そこは落ち着いて投げられるようにしたい」と修正点を口にした。この日は1番に入り、連日の活躍を見せた真谷は「特別な指示はなかったが、とにかく塁に出ることを意識した」と試合を振り返った。

 

9回1失点の快投を演じた小澤 ▲9回1失点の快投を演じた小澤

 

 池田監督は「1回戦に比べてゴロの安打が多く、フライの多かった昨日から修正を図れた」と納得の表情。それでも「5回のような攻撃が1試合に2回できればより勝利に近づく」とさらなる課題も忘れずに挙げた。

 

 1回戦を突破し、「(全日本)連覇は中大しか果たせない」と語った渡邊剛主将(商4)。中大しか目指せない高みへ、また一歩前進した。

 

◆試合結果

   123 456 789 計

広大 001 000 000 1

中大 001 003 01X 5

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部