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多摩キャンパスで附属校との教育連携イベント「なぜ大学で学ぶの?」を中央大学附属中学校3年生向けに実施しました。

 9月7日(木)に、中央大学附属中学校の3年生・5クラスのみなさんを多摩キャンパスに迎え、中央大学と附属校の教育連携プログラム×学校応援プロジェクト企画第二弾「なぜ大学で学ぶの?」を実施しました。

 この企画は中央大学附属中学校の生徒たちが多摩キャンパスを訪れ、大学生と交流しながら丸一日を過ごすことで、「将来、大学生になった自分」「大学で学ぶということ」をイメージし、将来の進学やキャリア形成について考えるきっかけとすることを目的としています。

大学ガイダンス@FOREST GATEWAY CHUO

プログラムのスタートは「大学ガイダンス」です。中学生に大学や大学生活へのイメージをもってもらえるよう、クイズも交えながら紹介していきます。また、中央大学の各キャンパスを実際に歩いているような映像で紹介するキャンパスツアームービーの上映も行いました。中でも、2023年4月に開校した茗荷谷キャンパスのキャンパスツアームービーは生徒から「きれい!」「こんなキャンパスなんだ!」といった声が聞かれ、大好評でした。

大学生による模擬授業中のグループワークの様子

 続いて会場を移動し、大学生による模擬授業を受講します。様々な学部の大学生が、日頃学んでいる内容をベースに作成したオリジナルの授業を行います。

「社会って何だろう?-『社会問題』は誰の問題?」

「ディズニー作品から考えるアメリカ現代史・女性史」

「全米が大震撼!?数学者たちをも混乱させた確率の問題を考えてみよう!」

「『誰一人残さないデジタル化』とは?」

 など、幅広いテーマの16講座の授業から、生徒は事前に2講座を選択し、午前と午後にひとつずつ受講しました。「授業の概要説明をみて関心のある講座を選ぶ」「時間ごとに教室を移動して授業を受ける」ことも大学ならではの体験です。

大学生の授業資料を中学生に見せています

 昼食休憩は少し長い時間を確保し、学生食堂や生協売店を利用したり、キャンパス内を自由に散策したりできるようにしました。生協で中大オリジナルグッズを購入した生徒も多かったようです。

 午後は2講座目の授業を受講したあと、クラスごとの教室に分かれます。大学生と一緒にミニゲームを行って緊張がほぐれたところで、班ごとにわかれて進路や大学での学びや生活についての質問・懇談を行いました。教室のあちこちで、笑顔で交流する様子がみられました。

 終了後のアンケートでは、

「大学生のお話を聞いてみて、大学生になるのが楽しみになりました。どの大学生も自分の興味のあることを勉強することに楽しさを見出していることがお話を聞いてわかりました。勉強以外の娯楽だけではわからない充実感を感じた気がしました。」

「今まで漠然としか考えられていなかった将来のことを少し自分のこととして考えられるようになったと思います。大学生と話をしたことで、夢が決まっていないけれど、やりたい・興味のあることから探してみようと思えました。」

 など、うれしい感想が多数寄せられました。

 

 中央大学は2022年度より「中央大学と附属学校との教育連携プラン」をスタートし、附属学校(中学2校、高校4校)との連携を強化し、中高大接続教育・総合学園構想を推進しています。

 

6月17日附属横浜中学校における「なぜ大学で学ぶの?」

学校応援プロジェクト