女子卓球部

女子卓球部 春季関東学生卓球リーグ戦 対早大、対東京富士大

2015年05月18日

5月16日 所沢市民体育館

3時間半を超える死闘 力及ばず連敗を喫する

▲東京富士大戦で得点を奪われる美濃口千夏(文1)

 残り3戦となった春リーグ。中大はここから上位3チームとの対戦が続く。4日目の今日は昨年の秋季1位早大、2位東京富士大と対戦した。どちらの試合も3時間半を超える戦いになった。中大は善戦するも早大に3-4、東京富士大に2-4と一歩及ばず敗北。この結果、目標であったリーグ優勝の可能性がなくなってしまった。

 早大戦の1番手、山本怜(文2)はエース小道野と対戦した。昨年の秋季リーグで勝っている得意な相手に相性の良さを見せ、ストレートで勝利。エースとしての役割を果たした。2番手は先日大学リーグ戦初勝利を挙げた美濃口千夏(文1)が登場。第1セットを奪うも、自らのミスが続き、1-3で敗れる。

▲早大戦で得点を決め、渾身のガッツポーズをする山本怜(文2)・明神佑実(文2)組

 3番手は山本・明神佑実(文2)組が登場する。山本・明神組はリズムがつかめず、いきなり2セットをとられる。しかし、そこから粘り、2セットを取り返す。最終セット、お互いの意地と意地がぶつかり合った試合はデュースの末、12ー10で山本・明神組が勝利。勝利した二人は目いっぱい喜びの感情を表に出した。4番手、明神はカットマン佐藤風と対戦。最初のセットを奪うが、第2セットを11ー13で落とすと、そこからは相手にペースに。明神は流れを戻せず、1-3で敗れた。

 5番手は口田美奈(経3)・三浦由美子(文3)組。お互いにセットを取り合い、勝負は第5セットへ。第4セットを12ー10でとった流れをそのままに終始、リードし続け、セットカウント3-2で勝利した。あと1ゲームとれば勝利という状況の中で6番手に登場したのは永田彩夏(法3)。しかし良い流れを生かせず、ストレートで敗れてしまう。最終7番手には西村梓(文3)が登場。息を飲むほど緊迫した試合は最終セットにもつれ込む。なんとか勝利をしたかったが力及ばず、敗れてしまった。長丁場となった試合は3-4で惜敗となった。

 続く東京富士大戦の1番手は明神。フルセットまでもつれ込む展開に。最後は力負けし2-3で惜しくも敗れてしまう。2番手は山本が登場。この大会の山本は危なげなくシングルスを戦う姿が見られる。高い安定感を見せ、ストレートで勝利する。3番手は安定した戦いを見せている口田・三浦組。お互いにセットを取り合うシーソーゲームをなった試合は3-2で口田・三浦組が勝利。これで今大会負けなしの6連勝とした。

▲東京富士大戦でスマッシュを決める富田真凛主将(法3)

 4番手は今大会初出場となる富田真凛主将(法3)。このゲームをとってより波に乗りたかったが、ストレートで敗れてしまう。5番手は山本・明神組。好調を維持している二人だが、相手の池上・後藤組にリズムがつかめず、ストレート負けしてしまう。2-3で後がない中大の6番手は美濃口。第1、第2セットをとるもその後のセットを奪われ、敗北。ゲームカウント2-4で2敗目を喫した。

 「練習してきたことがないと出ないと勝てないね」と大場監督は振り返った。後半の3戦が勝負と考えていただけにチームの悔しさは大きい。しかしあと1試合残っている。大場監督は「最終戦は次につなげる試合にしたい」と抱負を述べた。最終戦は今後のために何としても勝っておきたい試合だ。

◆試合結果中大3-4早大○ 1山本    3-0 小道野 2美濃口   1-3 阿部 3山本・明神組3-2 阿部・徳永組 4明神    1-3 佐藤風 5口田・三浦組3-2 小道野・高橋組 6永田    0-3 徳永 7西村    2-3 鳥屋

中大2-4東京富士大○ 1明神    2-3 前瀧 2山本    3-0 鷲塚 3口田・三浦組3-2 小鉢・鷲塚組 4富田    0-3 池上 5山本・明神組0-3 池上・後藤組 6美濃口   2-3 小鉢   次の試合は5月17日13:00~対専大戦です!