女子卓球部

女子卓球部・春季関東学生卓球リーグ戦対日体大、対大正大

2015年05月15日

5月14日 所沢市民体育館

期待の新星が活躍! リーグ戦負けなしの3連勝


▲日体大戦でガッツポーズをする美濃口千夏(文1)

 リーグ開幕の日大戦は快勝した中大。今日は大場監督が「リーグ前半のヤマ」と位置づける日体大、昨季7位の大正大との対戦を迎えた。手ごわい両者に4-1と同様のゲームカウントで勝利。その中で最も輝きを見せたのは入学したばかりの1年生だった。


▲日体大戦で勝ち星を挙げた口田美奈(経3)・三浦由美子(文3)組

 最初の対戦は日体大。1番手は昨日同様に山本怜(文2)が登場する。相手の中心選手、前瀧に第1,第2セットを奪われる苦しい展開になるが、前瀧のサーブを攻略し、3-2で勝利する。4セット目は11ー1でセットをとるなど、自分のペースに持ち込み、勝負をものにした。2番手の西村梓(文3)は相手のエース、温に力及ばず、ストレート負けとなった。1-1となり、3番手に登場したのは口田美奈(経3)・三浦由美子(文3)組だ。昨日勝利している流れをそのままに、危なげなくストレートで勝利を収め、試合の流れを戻す。

 ここで4番手に大学リーグ戦初出場となる美濃口千夏(文1)が登場。相手は過去にエリートアカデミーに在籍していたこともある谷岡と対戦した。美濃口はデビュー戦に関わらず、臆することなくプレーをする。打点の早いスマッシュに加え、ボールを高く上げる、いわゆる天井サーブを巧みに使って得点を重ねる。どのセットも競った戦いになるが、11ー9、12ー10、11ー9と粘り勝ち、ストレート勝ちで鮮烈なデビューを飾った。5番手は山本・明神佑実(文2)組。第1、第2セットを苦戦しながらとり、優位に立つ。しかし第3セットを14ー16で競り落とすと、続く第4セットもとられ、勝負は最終セットへ。最初に5点をとられる苦しい展開になるが、コートチェンジで切り替えられたのかそこから6連続得点を挙げる。見事逆転し、そのまま勝利。中大はゲームカウント4-1で日体大に勝ち、前半のヤマを乗り越えることができた。

 続く大正大戦、1番手は変わらず山本が登場する。先ほどの試合とはうって変わり、これぞエースという戦いを見せ、ストレートでこのゲームをとる。2番手は今季初出場となる永田彩夏(法3)が登場。勝負はフルセットまでもつれ込む。最終は逆転でとられ、日体大戦と同様の展開になる。3番手も変わらず口田・三浦組が登場。第2セットをとられるもその他は危なげなくセットをとり、リーグ戦3連勝を飾る。


▲大正大戦でスマッシュを決める美濃口

 そして4番手、美濃口が相手のエース姜赫との対戦となった。相手のミスもあるが1年生らしからぬ堂々とした試合を見せる。1セットとられるも、3-1で勝利。大場監督も「エース級の相手への勝ち方を知っている」と大きく評価した。5番手山本・明神組も自分たちのリズムを取り戻し、3-1で勝利し、ゲームカウント4-1でリーグ3連勝を挙げた。

 「1,2年生が活躍している今は雰囲気が良い」と大場監督は連勝の要因を述べた。実績のある選手がそろっている中大に新たな追い風が吹き始めた。「前半の4戦は落とせない。後半が勝負」(大場監督)。このいい流れを保っていきたいところだ。

◆試合結果
中大4-1日体大●
1山本    3-2 前瀧
2西村    0-3 温
3口田・三浦組3-0 三橋・相原組
4美濃口   3-0 谷岡
5山本・明神組3-2 竹前・谷岡組

○中大4-1大正大●
1山本   3-0 柴田
2永田   2-3 荒木
3口田・三浦3-1 荒木・富川組
4美濃口  3-1 姜赫 
5山本・明神3-1 柴田・湯本組

次の試合は5月15日15:00~対東洋大戦です!

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部