女子卓球部　天皇杯皇后杯全日本卓球選手権大会４日目

１月15日　東京体育館
山本が昨年準優勝の森に勝利！ ダブルスは４回戦敗退

　大会４日目は女子ダブルス３、４回戦とシングルス１、２回戦が行われた。まず、女子ダブルス３回戦に登場したのは山本怜（文１）・明神佑実（文１）組だ。第１セットはデュースに持ち込むが11－13で落としてしまう。しかし、その後は持ち直し３セットとり４回戦進出を決めた。４回戦では、スーパーシードの中村・市川（日立化成）組と対戦。１セット目は序盤から点差を離し先取する。その後交互にセットを取り合いフルセットとなるが｢判断力が足りなかった｣（山本）とあと一歩及ばず敗戦した。

　シングルス３回戦は、多田光希（商４）、山本、明神が出場した。多田は石塚（アスモ）相手に苦戦する。セットカウント０－２と後がない状態で迎えた第３セット。多田は粘りをみせ相手から１セット奪う。しかし、力及ばず３回戦敗退となった。山本は前瀧（淑大）と対戦する。ペースを掴み２セット先取をする。しかし、徐々に相手の攻撃に対応しきれず３、４セットを落としフルセットへ。最終セットは自分の攻撃のリズムで11－９で勝利した。明神の相手は内山（関西学大）だ。バックでのラリーが多く見られる試合だったが、落ち着いて４回戦進出を決めた。

　３回戦までは３セット先取５ゲームマッチだったが、４回戦からは４セット先取７ゲームマッチとなる。４回戦で山本はスーパーシードで前回大会シングルス準優勝をした森（昇陽高）と熱戦を繰りひろげる。第１セットは山本が７－９から追いつき逆転する。第２セットは森に取られるが、第３セットはデュースに持ち込み12－10で山本が取った。第４、５セットも流れにのり山本が勝ちセットカウント４－１で勝利した。｢落ち着いてゆっくり。判断力を意識した｣（山本）というように、冷静な試合展開で昨年度準優勝者から白星をあげた。明神はスーパーシードの丹羽（淑大）と対戦。セットカウント０－４で負けてしまったが、｢強い相手なので、向かっていこうと思った｣（明神）というように、ドライブのラリーに食らいつき、最大限の力を出して戦った。

◆大会結果
【シングルス３回戦】
○山本３－２前瀧（淑大）●
○明神３－１向山（関西学大）●
●多田１－３石塚（アスモ）○

【シングルス４回戦】
○山本４－１森（昇陽高）●
●明神０－４丹羽（淑大）○

【女子ダブルス３回戦】
○山本・明神組３－１秋田・美濃口（横浜隼人高）●

【女子ダブルス４回戦】
●山本・明神組２－３中村・市川（日立化成）組○