女子卓球部

女子卓球部 関東学生卓球新人選手権大会(2日目)

2014年05月27日

5月24日
和光市総合体育館
山本 シングルス優勝!!
 ダブルスで新人戦優勝を果たした山本怜(文1)、明神佑実(文1)の二人が、シングルスでも注目を集めた。山本はシングルス優勝、明神が3位にランクインと、圧倒的な活躍を見せた。
 
 新人戦2日目は3回戦から始まる。中大からはこの日山本、明神、小山みき(文2)、吉良あすか(文1)が進出していた。3回戦山本はフルセットを制し、勝ち進む。小山は2セットを先取するも、中盤以降相手ペースに引き込まれてしまい敗退。続く吉良はストレートで、明神も第4セットでデュースから勝ちきり4回戦に進出した。
 4回戦山本は「まだ調子が出ていなかった」としつつもフルセットの末勝利。明神は第3セットで相手の作戦変更に戸惑うも、上手く対応し3-1で勝ち抜く。吉良は落ち着いたプレーで1セット先取するも、2セット以降相手の戦い方が変化した。1-3で敗退してしまい、「まだまだ練習が必要」(吉良)とコメントを残した。
 ここからは準々決勝となり、会場の注目も高まる。山本は小室(筑波大)との対戦。「カットマンに苦手意識がなかったのでストレートで勝てた」(山本)と、短時間で勝負をつけた。明神の相手は淑徳大の高橋。目標のベスト4に届くためには負けられない戦い。「小学校から対戦しており、やりやすいタイプ」(明神)との言葉通り、ストレート勝ちを決めた。
 準決勝でも山本が相手の追随を許さぬプレーでストレート勝ち。一方明神の試合はフルセットにもつれ込んだ。お互いに集中を切らさぬ緊迫したプレーだったが、「試合数が多くなり体力が足りなかった」。2-3で落としてしまう。それでも結果は3位。明神は「まず目標だったベスト4に入れてよかった」と喜びを口にした。
 そして迎えた決勝の舞台。山本は早大の田中と対戦。第1セット、ハイペースなラリーを力強い返球で制す。11-3と短時間で勝負をつけた。続く第2セットは立ち上がりでリードを許すも、表情は崩さない。勢いの落ちないステップで流れを掴むと、そのまま押し切った。11-6で第2セットも勝ち取り、優勝に大手。第3セット、大接戦のまま試合は進む。11-11をデュースで競り合うと、その後も両者譲らない展開。しかし最後まで集中力を切らさなかった山本がリードする。もう1ポイントもしっかり決め、見事優勝を掴んだ。
 
 強力な新人を迎えた中大チーム。7月頭にはインカレ団体戦が控えている。1年生の活躍がチーム全体を盛り上げてくれたことだろう。一丸となって臨むインカレの結果に期待だ。
◆大会結果
女子シングルス
3回戦
○山本3-2村山(東洋大)●
●小山2-3鳥屋(早大)○
○吉良3-0堀(専大)●
○明神3-1平(大正大)●
 
4回戦
○山本3-2向山(日大)●
●吉良1-3林(東京富士大)○
○明神3-1大家(専大)●
 
5回戦
○山本3-0小室(筑波大)●
○明神3-0高橋(淑徳大)●
 
準決勝
○山本3-0鳥屋●
●明神2-3田中(早大)○
 
決勝
○山本3-0田中●
 
女子シングルス順位
山本
②田中
明神
④鳥屋

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部