教養番組「知の回廊」2009年度

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(一部、権利問題等により、ダイジェスト版のみを公開している番組もございます)。

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「裁判員制度 - 市民参加が司法を変える -」

2009年5月から、裁判員制度がスタートしました。この制度は、特定の刑事裁判で、私たち一般市民が裁判に参加し、裁判官とともに被告人の有罪・無罪を決め、有罪の場合には、どのような刑にするかを判断する制度です。
今回は、私たち市民が主人公となり、司法と社会を変えてゆく可能性を持つ、裁判員制度を考えてみましょう。

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「アークプラズマの研究と応用」

プラズマとは何でしょうか?宇宙に存在する物質の99%はプラズマ状態であり、太陽やオーロラなども、巨大なプラズマでできているのです。こうした自然界に多く存在するプラズマが、いま私たちの生活に、幅広い分野で重要な意義を持つことが次第に明らかとなり、新しい研究分野として多方面から注目を浴びるようになりました。このようなアークプラズマの研究成果と応用例を、少しだけ覗いてみましょう。

※稲葉次紀 教授は、2011年3月に本学を退職後、ご逝去されました。

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「幸福の方程式」

戦後の高度経済成長期からバブル崩壊まで、私たちはモノを買い続け、消費し続けることが、近代社会における幸福の基本であり、一般的な価値観であるとされてきました。しかし、社会の成熟と経済不安の両面から、今ようやく「物質的豊かさ」を超える幸福への関心が高まり、まったく別のカタチの、新しい幸福をもたらす消費行動が始まっているのです。私たちが幸福のために、モノに代わって求めているものとは・・・?

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「都市環境学のすすめ」

近年、都市部における局地的集中豪雨、ゲリラ豪雨といった言葉をよく耳にしますが、都市の防災と気象メカニズムの解明は急務であり、人々を自然災害から守るための環境づくりと政策が求められています。もし首都圏で水害が発生したらどうなるのでしょうか?ゲリラ豪雨の原因とそのメカニズムとは?
このような、水にまつわるさまざまな課題を、水理研究の第一人者 山田正教授が語ります。

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「伝統宗教に観る日本人の『心』」

日本人ほど伝統に無頓着な民族は少ないのではないでしょうか?多くの日本人は、伝統形成の中核ともいえる「宗教」に関する関心も知識も、決して十分とはいえないのが現状です。日本社会が混迷する今だからこそ、仏教や神道など日本人が育み頼ってきた宗教の存在に正しく向き合い、またそれを真剣に見つめる時ではないでしょうか?私はこの忘れられてきた日本の伝統と向き合うことの重要性を皆さんにお伝えしたいと考えます。(記:保坂先生)

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「縄文文化の実像を探る」

いまからおよそ3000年前までに、日本列島で栄えていた縄文文化。現在でも日本各地で多くの遺跡が発見されていますが、実は1万3千年という長い時を経て発展してきた文化であるために、その生活様式が多様で、地域間交流の様子なども詳しくわかっていません。最近の発掘調査による調査成果と、近年発達してきた炭素14年代測定法や、蛍光X線分析などの最新技術を用いて、身近な地域で発展してきた縄文文化の実像に迫ります。