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中央大学附属中学校で「働くってどんなこと?」を実施しました。

10月24日(月)午後、中央大学附属中学校において、「中央大学と附属学校との教育連携プラン」の共通講座である「働くってどんなこと?(中学2年生対象)」を実施しました。

本講座は、中央大学を卒業した社会人 の経験談を聞くことを通じて、仕事観、将来のイメージ、その為に必要な学修と経験などを認識し、自らの人生設計を意識するきっかけとすることを目的としています。

中学2年生5クラスに、中央大学のOB・OGであり現在社会人として活躍する5名の講師をお招きし、普段の授業さながらの雰囲気で講演はスタートしました。生徒は事前に自分が話を聞きたい職業を希望し、各クラスで行われる講演に移動する形で参加をしました。

 

前半は講師からの自己紹介、就く職業の紹介、社会における役割、自分が担う仕事、働き方など自分の経験談を交えながら説明がなされました。

銀行が担うスケールの大きさや保険がカバーする領域の広さに驚きの表情が見られた一方で、広告業界の「ワクワク感」や、初めて見る弁護士バッジ、客室乗務員による機内アナウンスの実演など、普段触れることができない世界を目の当たりにし、生徒は目を輝かせていました。

 

後半は質疑・ディスカッションタイムです。生徒からは「仕事は楽しいですか?」「今の仕事に就くために学生時代に頑張ったことはなんですか?」「仕事が大変な時、どう乗り越えていますか?」といった、直接仕事観や“ガクチカ”を問う質問から、「銀行強盗への対応はどうしていますか?」「残業はありますか?」「フライト中に座っている時、何を考えていますか?」といった素朴な疑問もぶつけることで、ぼんやりイメージしていた「働く姿」を、より鮮明に、そして深めることができました。

講演は2巡行われ、生徒は合計2人の先輩とディスカッションを行いました。2巡目は緊張がほどけたのか、より質疑応答・ディスカッションが活発に行われている様子が見られました。講演終了後も生徒が質問のために廊下で待機するなど、講演を通じて「憧れ」がより深まったように感じます。

 

講演を聞いた生徒からは「いまがんばっただけ選択肢が広がるものだと思った。大変なこともあるけれどそれにやりがいを感じたり、きちんとやれるような働き方をしたいと思った。」「やりたいことだけにまっすぐフォーカスするだけでなく、その周りや、それを支える立場の仕事にも目を向けてみると、面白そうな仕事や、やりがいのありそうな仕事がたくさんあって、とても考え方が広がりました!」といった感想が寄せられました。

本講演では、以下の事務所・企業に所属するOB・OGに協力をいただきました。

 

・出口綜合法律事務所

・三井住友銀行株式会社

・日本航空株式会社

・東京海上日動火災保険株式会社

・株式会社電通

 

 

6月18日には、附属横浜中学校にて同イベントを実施しました。記事はこちら