国際連携・留学
デンマーク コペンハーゲン大学
学部学科 | 国際情報学部 国際情報学科 |
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氏名 | 浅井 未蘭 |
留学開始時の学年 | 2年次 |
留学期間 | 2023年8月~2024年6月 |
① 留学を志した理由
小学生の頃から海外旅行や海外ドラマを通じて異文化の面白さに惹かれ、いつか留学することを夢見ていました。そして、大学で国際情報学部に所属し、DX(デジタルトランスフォーメーション)への関心を深めるうちに、デジタル技術の先進国であるデンマークに強い興味を持つようになりました。特に、デンマークは世界のデジタル政府ランキングで1位を誇り、ITを活用した行政や社会インフラが整備され、持続可能な社会づくりを実現しています。また、映画や本で知った「ヒュッゲ」という北欧独自の概念を実際に体験し、深く理解したいという思いもありました。このような環境でDX活用と現地生活を体験し、視野を広げ、社会課題解決に挑む力を身につけたいと考えたことが、デンマーク留学を志した理由です。
② 現地の授業について
歴史を誇るコペンハーゲン大学では、デンマーク文化に加え、テクノロジー経済やプラットフォームカルチャーといった情報・メディア分野を履修しました。特にテクノロジー経済の授業では、情報化社会の発展による恩恵だけでなく、その裏にあるリスクや課題についても多角的な理論を通じて学びました。授業は1回3〜4時間と長く、ディスカッションやグループプロジェクトが重視され、プレゼンテーションの機会も豊富にありました。また、参考論文をもとに修士課程の学生も含めたクラスで意見を交わし、意欲的な仲間たちに刺激を受けながら充実した時間を過ごしました。その結果、現地の学生と約2カ月かけて17ページの共同エッセイを完成させるなど貴重な経験を積み、留学を通じて「主体的に考え、粘り強く実行する力」を身につけることができました。

現地の寮で一緒に暮らしていた友人と参加したイベントの写真です。旅行やパーティなど彼らとの思い出はかけがえのないものです。

寒く日照時間の短い冬には、友達と編み物をしながらデンマーク人が大切にしている「ヒュッゲ」を堪能しました。