国際連携・留学

アメリカ 東テネシー州立大学

学部学科 経済学部国際経済学科
氏名 大友 明希
留学開始時の学年 2年次
留学期間 2023年8月~2024年5月

① 留学を志した理由

「海外で働くこと」が幼少期からの夢であり、英語を使って仕事をすることを思い焦がれていました。両親に連れられ何度か海外旅行を経験し、それは今までとは常識外れの世界や価値観と触れる機会であり、胸が高鳴ったのを今でも鮮明に覚えています。その旅行を機に、学生時代に留学経験を通して多種多様な価値観や柔軟なコミュニケーション力を吸収したいという思いが強くなっていきました。中央大学では国際経済学を専攻していました。学んでいく中で、より突き詰めるためには多角的な観点から物事を捉える能力が必要であると感じました。日本と結びつきの強いアメリカで、多様な人種から成る歴史や文化・観点から知識を深めていきたいと考え、アメリカ留学を志しました。

② 現地での授業について(主に専門科目やその成果について)

現地大学では経済学や社会学・経営学・コミュニケーション学・仏語など幅広く履修しました。
経済分野では、FRB(連邦準備制度)と呼ばれる米国の中央銀行について学びました。FRBの構造・機能、政策決定やそれが経済に及ぼす影響など米国経済の中心を担う機関の詳細を現地で吸収することができました。知識だけでなく、現地学生からみた米国経済と政治の結びつきについての意見も聞くことができ、非常に興味深く貴重な体験でした。
仏語では、英語で学ぶことに初めは不安を抱いていたものの留学前の授業で習得した文法知識と講義の穏やかな雰囲気のおかげで楽しむことができました。クラスメイトにとっても仏語は第二言語であり共感することが多く、距離を縮めやすい環境でした。
また、講師の方が仏国出身であったため能動的に学ぶ機会が多々ありました。クレープを作り食卓作法や伝統を学んだり、仏語で意見交換をしたりしました。このような実践的な知識を習得することは非常に有意義な経験でした。
留学を通して、「自分に集中し何事も前向きに捉えることの重要性」を実感しました。授業や15カ国以上の国の友人との交流など言い表せないほどの貴重な8ヶ月間を体験することができたと感じています。