国際連携・留学

台湾 国立中山大学

学部学科 文学部人文社会学科中国言語文化専攻
氏名 中北 鈴子
留学開始時の学年 2年次
留学期間 2023年8月~2024年6月

留学を志した理由

中国言語文化専攻の学生として、中国語を話せるようになりたいと思い、大学入学時から留学を検討していました。現地で通用するレベルの中国語を身につけるには留学が必須だと考えたからです。1年生の夏頃に担任教授や国際センターの方と相談し、2年秋から留学に行くことを決めました。留学に向けた情報収集を進めていくうちに、まだ発展途上の台湾南部の文化や雰囲気に惹かれ、高雄へ行きたいと思うようになりました。自然が豊かな環境でのスローライフに憧れていたため、山や海がある国立中山大学を選びました(実際には、野生の猿に怯えながら生活していました)。また、台湾の政治にも興味があったので、留学先では政治経済学部に所属しました。留学生活を通じて中国語が上達し、自信を持って中国言語文化専攻と言えるようになりました。勉強以外では、東南アジアを旅行したり、夜市に行ったり、バイクで遠出したりと、とても充実した1年間でした。

現地の授業について

現地では政治経済学部に所属していました。他学部履修も可能だったので主に前期は台湾文化を、後期は政治経済について学びました。
「政治經濟學(政治経済学)」
現地政治経済学部1年生の必修授業です。マルクス経済学や経済成長に伴う環境問題など、政治経済の基本を講義形式で学びます。経済の勉強よりも中国語の経済用語を覚えることが大変でした。テストは、台湾における経済について記述します。台湾の半導体大手企業の経済成長について記述するなど、台湾の政治経済について考える良い機会になりました。
「運動與健康;初級帆船(ヨット)」
とても面白い授業だったので紹介します!キャンパス内にあるプライベートビーチで、ウィンドサーフィンとカヌーを学びました。グループに分かれて順番に練習します。自分の番でない時は海にプカプカ浮かびながらお喋りして待ちます。ウィンドサーフィンの上達と中国語の上達が同時にできる楽しい授業でした。