江村 美咲選手(左 Ⓒ日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE)、今村 駿介選手(中央)、上野 優佳選手(右 Ⓒ日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE)
パリ五輪まで1年を切った今年の夏、パリ五輪出場へ重要なステップとなる世界大会に、多くの白門アスリートが出場しました。
今回は日本代表として世界を舞台に活躍を見せた白門アスリートを一挙にご紹介いたします。
各選手の競技中の写真(ニュース最下部)にもご注目ください!
世界大会・国際大会で活躍する白門アスリート
西本 拳太選手(写真提供:ジェイテクトStingers)
<世界バドミントン選手権大会2023>
西本 拳太選手
8月21日~27日にデンマークのコペンハーゲンで開催された世界バドミントン選手権大会2023に、本学卒業生の西本拳太選手(2017年法学部卒業、現所属:ジェイテクトStingers)が出場し、ベスト8入りを果たしました。4月に行われたスペインマスターズ2023で優勝を飾り、2022年9月のジャパンオープン以来ツアー2勝目を挙げた西本選手。昨年16強入を果たした世界選手権から着実に成果を積み重ね、本大会では更なる飛躍を遂げました。
左から 関田 誠大選手(写真提供:FIELD OF DREAMS)、石川 祐希選手、富田 将馬選手(写真提供:東レアローズ)
<バレーボールアジア選手権2023>
関田 誠大選手、石川 祐希選手、富田 将馬選手
8月19日~26日にイランのウルミアで開催された第22回アジア男子選手権大会で、バレーボール男子日本代表が3大会ぶりに優勝を飾りました。本大会には本学卒業生の石川祐希選手(2018年法学部卒業、現所属:パワーバレー・ミラノ)、関田誠大選手(2016年法学部卒業、現所属:ジェイテクトSTINGS)、富田将馬選手(2020年文学部卒業、現所属:東レアローズ)が出場。決勝では前回および前々回優勝国のイランに見事ストレート勝利を収めるなど、日本の優勝に大きく貢献しました。
7月のネーションズリーグでは世界大会46年ぶりの表彰台に登り、本大会では優勝と、勢いをそのままに9月30日から始まるFIVBパリ五輪予選に挑みます。
飯塚 翔太選手(左 写真提供:ミズノ)、五島 莉乃選手(右 写真提供:資生堂ランニングクラブ)
<世界陸上2023ブダペスト>
飯塚 翔太選手、五島 莉乃選手
8月19日~27日にハンガリーのブダペストで開催された世界陸上競技選手権大会2023に、本学卒業生の飯塚選手(2014年本学法学部卒業、現所属:ミズノ)と五島莉乃選手(2020年本学経済学部卒業、現所属:資生堂)が出場し、飯塚選手は男子200mで準決勝7着、五島選手は女子10000mで20位の結果を残しました。
今回で5度目の世界陸上出場となった飯塚選手。4度目の準決勝のレース後は「自分のスタイルでレースはできたと思います。またリベンジ出来るように頑張っていきます!」とコメント。2回目の出場となった五島選手は「これからもっと強く速くなれるようになります。」とコメントし、飯塚選手、五島選手ともに今後の奮闘を誓いました。
今村 駿介選手
<2023世界選手権自転車競技大会トラックレース>
今村 駿介選手
8月3日~9日にスコットランドのグラスゴーで開催された2023世界選手権自転車競技大会トラックレースで、本学卒業生の今村選手(2020年本学法学部卒業、現所属:ブリヂストンサイクル株式会社)が男子オムニアムで銅メダルを獲得。男子同種目でのメダル獲得は、オリンピックを含めて日本初となる快挙となりました。昨年の6位入賞時には「2023年より始まる五輪予選から良いスタートを切り、応援していただける選手でいられるよう邁進します」と語っていた今村選手。2023年2月~4月に開催されたネーションズカップ2023ではオムニアム8位、マディソン5位と2種目入賞をし、6月に行われたアジア選手権では、チームパシュート、マディソンの2種目で金メダル、スクラッチで銀メダルを獲得。そして本大会で日本男子史上初の銅メダル獲得と、まさに有言実行の結果を残し、パリ五輪への出場に大きく近づきました。
江村 美咲選手(左 Ⓒ日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE)、上野 優佳選手(右 Ⓒ日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE)
<フェンシング世界選手権2023>
江村 美咲選手、上野 優佳選手
7月22日~30日にイタリアのミラノで開催された世界選手権大会で、本学卒業生の江村美咲選手(2021年本学法学部卒業、現所属:立飛ホールディングス)が女子サーブル個人で男女を通じて日本史上初となる世界選手権2連覇の快挙を達成。法学部4年生の上野優佳選手は女子フルーレ団体で3位に輝きました。2023年シーズンもワールドカップやグランプリ大会など世界を転戦し、6月に行われたアジア選手権では、江村選手は女子サーブル団体3位、上野選手は女子フルーレ団体優勝の成績を収めました。両選手とも2大会連続のオリンピック出場に向けて日々戦っています。
Madrid Spain Masters 2023で優勝した西本選手(写真提供:ジェイテクトStingers)
ネーションズリーグ2023でバレーボール男子が銅メダルを獲得。世界大会46年ぶりとなる表彰台に登った石川選手、関田選手、富田選手(写真提供:共同通信社)※予選リーグ4連勝時の写真
イタリアリーグで活躍する石川選手(©Alessandoro Pizzi / Powervolley Milano)
Vリーグで活躍する富田選手(写真提供:東レアローズ)
日本の司令塔 関田選手(写真提供:ジェイテクトSTINGS)
5度目の世界陸上進出を果たした飯塚選手(写真提供:ミズノ)
世界陸上2023では4度目の準決勝に進出した飯塚選手(写真提供:ミズノ)
2年連続の世界選手権出場を果たした五島選手。写真は2023年日本選手権の模様(写真提供:陸上競技マガジン)
2023世界選手権トラックの男子オムニアムで銅メダルを獲得した今村選手(中央)
世界選手権トラックの男子オムニアムでは史上初となるメダル獲得の快挙を遂げた今村選手(左から2番目)
世界選手権2023で男女通じて日本フェンシング界史上初の2連覇。世界女王 江村選手(右 Ⓒ日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE)
世界選手権2023女子フルーレ団体で銅メダルに輝いた上野選手(右 Ⓒ日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE)