陸上競技部

陸上競技部・日本学生陸上競技対校選手権大会1日目

2017年09月11日

9月8日 福井運動公園陸上競技場

W表彰台!舟津 長距離ブロック主将と田母神が1500mで魅せた

 

 学生日本一を決める全日本インカレがついに開幕。初日となる今日は4×100mRで川上拓也(法4)、竹田一平(経3)、大久保公彦(文2)、染谷佳大(法1)が出場。予選を組1位で危なげなく通過し、決勝進出を決めた。

 リレーメンバーのうち川上、竹田、染谷は100mにも出場し、桐生祥秀(東洋大)や多田修平(関学大)ら有名選手が注目を集める中、3人とも予選と準決勝を順調に通過し決勝へ駒を進めた。

 初日最終種目の10000m決勝では唯一今年のハコネを走った堀尾謙介(経3)と中山顕(法3)が出場。堀尾は10分通過時点までは1位集団につくものの12分経過あたりから徐々に順位を落とし19位でゴール。中山はラストで驚異の追い上げを見せ、入賞までは一歩及ばなかったものの9位でレースを終えた。

 そして1500m決勝では舟津彰馬 長距離ブロック主将(経2)と田母神一喜(法2)の2人がW表彰台を飾った。決勝のレースはかなりのローペースで始まった。果敢に攻める2選手は終始先頭付近でレースを引っ張る。勝負はラスト100m。舟津がゴール間際の競り合いを制し見事優勝し、続く田母神も3位に入賞。1年次からCを背負い、引っ張ってきた2人がしっかりと結果を残した。

 

W表彰台を果たした田母神(右)と舟津(左)  

 

 舟津は前年では5000mにも出場したが今年は1500m一本。日本選手権で優勝した館澤亨次(東海大)に勝つためにこの一本に絞ったという。本レースは42年ぶりの4分台での優勝というかなりのローペースな展開にはなったものの、優勝を素直に喜んでいる様子だった。前年は同種目で5位だった田母神は「今年こそは勝つぞという気持ちでやってきて、結果舟津に負けてしまったので納得のいく結果ではなかったんですけど」と悔しさを口にしつつも「収穫のあるレースだった」と振り返る。

 2人はこれからの抱負を「自分の走りはキャプテンとしても選手としてもチームに必要になってくると思うし、チームを鼓舞しながら予選会を乗り越えていきたい」(舟津)、「自分は箱根には関与しないが、2020年の東京オリンピック出場が目標なのでそこに向かって頑張りたい」(田母神)とそれぞれ力強く語ってくれた。

 予選会まで残りわずか。「チームの雰囲気が確実良くなってきている」(舟津)中で2選手をはじめとしチーム全体の底上げも狙っていきたい。

 

笑顔の表彰台

 

試合結果

4×100mR予選

5組①中大(川上拓也・法4→竹田一平・経3→大久保公彦・文2→染谷佳大・法1)39秒78

1500m予選

1組⑧眞田翼(商1)3分57秒07

2組③田母神一喜(法2)3分53秒58

3組①舟津彰馬(経2)3分50秒20

100m予選

1組①竹田一平(経3)10秒19

6組①川上拓也(法4)10秒24

8組②染谷佳大(法1)10秒24

やり投

⑭栗優人(商3)70m29

⑰塩川航平(理工2)69m67

1500m決勝

①舟津彰馬(経2)4分01秒31

③田母神一喜(法2)4分01秒51

100m準決勝

1組②染谷佳大(法1)10秒27

2組③川上拓也(法4)10秒31

3組①竹田一平(経3)10秒21

10000m決勝

⑨中山顕(法3)29分16秒69

⑲堀尾謙介(経3)30分10秒49

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部