陸上競技部

陸上競技部・関東学生陸上競技対校選手権大会2日目

2016年05月23日

5月20日 日産スタジアム

4×100mリレー、四連覇ならずも準優勝

 関カレ2日目、中大は110mH、100mの準決勝と3000m障害の予選、走幅跳と4×100mリレーの決勝に出場。110mHと100m、3000m障害では決勝に進出することはできず悔しい結果に終わった。  走幅跳では中村亮(法3)が7m53で6位に入賞。中村は「1、2年で予選落ちしていて、同じ結果にはしたくない」と意気込んで臨んだ大会で、決勝に残りチームにも得点をもたらした。3回目の跳躍で7m53を記録すると、決勝進出が決まった。だが「決勝3本で固くなってまだ詰めの甘さがある」。決勝では7m53を超えられずこの記録のまま6位入賞となった。今後の目標は日本選手権のA標準である7m75を切ること。「そういったレベルの記録を徹底して出せる選手に」とこれからを見据えた。

▲走幅跳で6位に入賞した中村

 四連覇がかかった4×100mリレーは、筑波大に敗れ準優勝。昨年からメンバーの半数が変わって挑んだレースだった。表彰では悔しさから川上拓也(法3)には涙も。応援していた中大ベンチからは「泣くなよ、インカレがあるぞ」と声が掛かった。  唯一の4年生、谷口耕太郎(商4)はチームミーティングで「本気で目指すようなチームの雰囲気ではなくなっている」と厳しく一言。アンカーを務めた鈴木康平(商2)は「明るくてにぎやかなところは中大のいいところ。でも練習はビシッとやって、中大らしさを出していことができれば」と今後を見つめる。目標は「変わる。それしか言えない」(谷口)。インカレまで、改革の半年が始まった。

▲4×100mリレーメンバー。川上の目には涙もあった

◆試合結果 110mH準決勝 1組⑤古元翼(商3)14秒41 2組⑥吉岡久志(文2)14秒63

100m準決勝 1組⑤竹田一平(経2)10秒65 2組⑥川上拓也(法3)10秒64

走幅跳 ⑥中村 7m53

3000m障害予選 2組⑥神﨑裕(文2)9分06秒91

4×100mリレー決勝 ②中大(川上拓也・法3→谷口→竹田一平・経2→鈴木)39秒35

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部