陸上競技部

陸上競技部 第92回東京箱根間往復大学駅伝競走 コメント集 復路選手

2016年01月14日

箱根駅伝復路出場選手 コメント集

6区谷本拓巳(経3) 1時間0分33秒 区間7位 通過順位15位

――2年連続6区

前回自分なりに結構いい走りができたので、もっといい走りをして区間賞を目標にしていた

――6区で走ると決まったのは

もともと前回も走ってたので、6区走るというような感じになってたので。ずっとこの一年間、6区を走ると決まっていたわけではないんですけど、ひかえとかも作ってなかったので。5区の小谷(政宏・経4)さんもそうですけど、5区と6区は固定っていう感じだった

――自身の走り

一斉スタートと決まって、最初の5㌔の上りは他の選手に付いていって温存し、自分の得意な下りでペースを上げていこうと思っていたが、ちょっと上りで前回よりも苦しくなってしまって、下りでもうまく最初は切り替えることができなくて。最後もラスト3㌔で前の選手に追い付くことができなくて、もっといい位置で渡せたかなと思う。タイムも59分切るのが目標で、最低でも60分は切ろうと思ってたんですけどまだまだ力不足だった

――中大のハコネ振り返って

やっぱり1区、町澤(大雅・法3)がいい流れで来てくれて。そこから流れに乗り切れなかったところがあるが、今回町澤が快走してくれたっていうのはすごくチームにとってもプラスなところ。またこれから町澤含め自分たちの学年が最上級生になるのでしっかり引っ張っていって、来年こそは5位以上目指して頑張っていく。個人としても来年はトラックレースやロードでしっかり結果を残したい

 

7区藤井寛之主将(経4) 1時間5分00秒 区間6位 通過順位12位

――結果について

目標順位は5位、最低シード権というのが達成できなかったので、もうこんな悔しい思いにはならないようにしてほしい。今回、力はあったと思うんですけど、個人個人が力通りの走りができなかった

――走ることは分かっていたか

エントリーが12月10日にあって、そのときはまだ走るか全然分かっていなかったが、29日に復路でいくと決まった

――区間6位

7区の結果だけ見たらいいんですけど、本来なら3区とかで自分が稼がなくちゃいけなかったので、チームに迷惑をかけた

――出走について4年生の後押し

本当に1年間怪我が多くて、事実として結果も残していないキャプテンということもあり、信頼されてない部分もあったと思うが、4年生が下級生と一緒に頑張ってきて「自分ならいってくれる」と

――次の目標

オリンピック、次のアジア大会出たいんでまずはフィールド。日本代表になれるよう頑張っていきたい

――後輩にエール

自分たちがシード権を取ってあげられればよかった。来年以降厳しい戦いになると思うが、シード権を確実にとれるよう頑張ってほしい

 

8区苗村隆広(文1) 1時間7分42秒 区間17位 通過順位12位

――初めてのハコネ

自分に実力が無かったというのが正直な気持ち。1年生で初めてっていうこともあるが、走れてる1年生は他大学でもいる。そこで結果が残せなかったのは自分の実力っていうものもあるし、大舞台で戦える選手っていうメンタル的な面でもまだまだ不足していたっていうところもあったのではないかと思う

――8区での起用

監督から「8区を頼む」と言われた。任された区間にしっかり自分のできる仕事をするっていうことが今回の仕事だったので、それができなくて本当に悔しい。悔しいというよりも情けないというか。だからこの悔しさをまた来年に。予選会から始まるが、この借りを返しにハコネに戻ってきたい

――自身の走り

ポイントとなる遊行寺の坂でしっかり切り替えられなかった。そこで切り替えるというレースプランだったが、そこで切り替えることができずにただ前半突っ込んで終わっただけってことになってしまった。次回走るとなれば2回目ということになるので、その辺りのペース配分というものをもう一度しっかり考えて日々の練習にもっと取り組む。試合と練習一致できなかったのが今回の課題

――1年生

メンバーに入った3人はハコネに向けて集中して、1年生の仕事もあるが、そういう仕事をメンバーに入らなかった1年生とかが全てカバーしてくれて。カバーしてくれた1年生のためにも今日は走りたかったが、今日は結果を残せずに本当にそういう面でも悔しいなと。

――これからの目標

高校の恩師の先生に結果報告をした。内容の全文は見てないが、この経験を生かしてこの1年頑張れという言葉をもらった。表示の画面しか見てないが、普段そういうことを言われない先生なので、この3年でハコネとは言わずに他の大会でもしっかりつながる今日の日にしていきたいという意味だと思う。また今日からスタートして、町澤さんだけのチームじゃないと言うことを証明していきたい

 

9区相馬一生(文3) 1時間14分46秒 区間19位 通過順位15位

――脚を引きずっていたが

5㌔くらいから違和感を感じるようになって、走る度に痛みに変わって、途中までは帝京大の選手と走ってたが、走りに集中できずに、左脚のふくらはぎなんですけど、そこに集中力がいって、完全に自分の走りが出来なくなってしまった。帝京大の選手も自分の遅いリズムに気づいたのか、そのまま抜かれてしまってズルズルと

――レースプラン

長いので、特に最初下っている。シード権争いは厳しくなっておると思った。最初の5㌔の下りを使って飛ばす傾向があるので、その影響15㌔時点から残り8㌔ペースが落ちてしまうというのがデータ的に例年あるので、そうならないように、自分は最初はある程度のペースを抑えて、後半の15㌔地点の横浜駅から8㌔が勝負というのがコーチからも話してた。そこから勝負ということで、前半抑え気味に入れたが、その前に脚の方が違和感を感じるうになった。最高区間5番以上、最低でも10位以内、一桁順位と考えていた。それ以前の問題になって、チームに本当に申し訳ない

――来年のハコネに向けて見つかった課題

怪我で自分の走りができなかったが、怪我がなかったとしても、自分の実力ではおそらく上位の大学になはかなわなかったと思う。まだまだ力が足りないので、必ずそういう選手とも競えるように、まず怪我を治して、この1年力をつけて。今回、応援してくださった人たちの期待に応えられないような情けない走りになってしまって、それをリベンジするという形で、今度はチームのために、自分が活躍できるように、もっと力をつけていく

――4年生から学んだこと

レースのたびに、四年生の方たちが引っ張ってくれてたので、自分も言葉を発してっていうのは苦手なんですけど、自分もしっかりレースとかで結果を残して引っ張れるように。まだまだ弱いので、力をつけて試合でチームが安心できるように選手に。

――新主将は新垣(魁都・理工3)に決まり、最上級生に

自分は言葉でやるとかは苦手なので、新垣がそういうところで上手いので、そこはお願いするとしても、新垣が少しでもチームを引っ張るのが楽になるよう、自分にも出来ることがある。

 

10区松原啓介(文4) 1時間12分39秒 区間13位 通過順位15位

――繰り上げスタート

焦りというか動揺というかそういうものは正直あった。でも相馬から受け取ったという気持ちで走るようにした

――今日の走りを振り返って

暑いのはわかってた。ペースはイーブンで行こうと思ってた。でも繰り上げだったり、ある程度順位もわかっててタイムにでないロスがあった。喜べるような走りではない

――4年間を振り返って

どんなにうまくいっても後悔というものは出てきてしまう。結果はついてこなかったけど、役には立てたかなと。結果がついてこなくてもみんな成長はしてるし、後輩にはがんばってほしい

――相馬には声をかけたか

勝負は時の運だから仕方ないと。根が真面目だから、本人も反省はあると思うけど立ち直ってほしい

――中大で900番目のランナー

まわりから言われてた。歴史があるのはすごいけど、よい面も悪い面もある。でも走れなかった人もいる中でこういう体験ができたのは幸せ

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部