陸上競技部

陸上競技部 日本陸上競技選手権大会2日目

2015年06月29日

6月27日 新潟・デンカビッグスワンスタジアム

田辺、女部田が予選突破

 日本選手権2日目は400mハードル、100mの予選があり、田辺将大良(法3)、女部田祐(法4)がそれぞれ翌日の競技に進出した。400mHは決勝、100mは準決勝を挟んで決勝競技が行われる。前日の予選で中大勢唯一の200m決勝進出となった谷口耕太郎(商3)は、20秒89と予選よりタイムを上げ6位に入賞した。

▲田辺は後半も伸びのある走りを披露した

 400mHは49秒台の予選突破者が2名。田辺は50秒14と、野澤(ミズノ)、松下(チームミズノ)、小西(住友電工)に次ぐ予選タイムで決勝に駒を進めた。6月中旬の個人選手権で優勝を果たしながらも、「後半が課題」と自身の走りを冷静に分析し、日本選手権に備えてきた。世界陸上出場権獲得を狙っていくと語った田辺の、決勝競技での走りに注目だ。田辺と同じ組を走った松本健志(経4)は5位で予選落ちとなった。

▲予選のレース後、電光掲示を見つめる女部田

 100mでは諏訪達郎(法3)、川上拓也(法2)、女部田、猶木雅文(法4)と主力メンバーが勢ぞろい。女部田が大雨のなか組2着の走りで準決勝進出を決めた。肉離れで1カ月半の休養をとっていたという女部田。前回大会3位の実力者が、完全復帰で今年も表彰台、そして派遣標準突破を狙う。社会人も学生も並み居る強豪が相手とあって混戦は必至だ。「走ったら負けないつもりでいきます」。

▲大型ルーキー、サニブラウンと握手を交わす谷口

 200m決勝は20秒32で優勝した藤光(ゼンリン)を筆頭とし、高校生唯一の200mエントリーとなったサニブラウン(城西大城西高)が髙瀬(富士通)と同率で2位になるなど、ハイレベルな戦いが繰り広げられた。谷口は上位争いには絡めなかったものの、20秒89と予選よりタイムをあげた。レース後、谷口は電光掲示を見て拍手。選手たちはしばらくの間トラックで握手を交わすなど、健闘をたたえあっていた。

◆種目別結果 400mH予選 1組②田辺 50秒14   ⑤松本 52秒49 →田辺は決勝に進出

100m予選 1組④諏訪達郎(法3)10秒48(風-0.7) 4組⑤川上拓也(法2)10秒42(+0.2) 5組②女部田 10秒39(+0.7)   ⑥猶木雅文(法4)10秒55 →女部田は準決勝に進出

200m決勝 ⑥谷口 20秒89(+0.8)