陸上競技部

陸上競技部 関東学生陸上競技対校選手権大会2日目

2015年05月18日

5月15日 日産スタジアム

4継∨3

 4×100mR(4継)で三連覇達成だ! 「勝ちたい、1位を取りたいと考えていました」(諏訪達郎・法3)。39秒04。2位の日体大に0.32秒差を付けて見事1位を勝ち取った。学生記録更新を狙っていただけに悔しさは残ったものの、三連覇を果たして選手たちは大喜び。表彰式でとびきりの笑顔を見せた。

▲表彰式の後、選手たちは写真撮影に笑顔で応じた。左から川上拓、谷口、諏訪、猶木

 ゴールした瞬間、左手に握ったバトンを控えめに掲げた。アンカーの猶木雅文(法4)。最後の直線に入る前すぐ後ろに付けていた法大の川辺や、猛追で2位に食らいついた日体大の松尾を寄せ付けなかった。「頼もしい後輩たちがいい位置で持ってきてくれたので、気持ちよく走れました」。3走の諏訪達郎(法3)からトップで渡ったバトン。昨年2走を務めた猶木が、アンカーの大役を全うし、しっかり締めた。    「優勝しかないと思ってました」(川上拓也・法2)。確信は強かった。予選と出場メンバーは同じ。予選で谷口から諏訪へのバトンパスの際、距離が遠くなり諏訪が減速してしまったが、レース後に話し合い修正。決勝では特別気を使ったという。連携に抜かりはなかった。中大は外側7レーン。1走の川上拓が外周8レーンの川瀬(東海大)との距離を大きく縮めてバトンパスすると、続く谷口耕太郎(商3)も世界リレーの疲れを感じさせない走りを披露した。諏訪に渡った時点で9レーンの東洋大が途中棄権。先頭に躍り出ると、そのままトップの座を譲らなかった。

 お家芸となりつつある4継。インカレでも連覇を達成しており、今年も期待が懸かる。4×400mR(マイル)も昨年の関カレで優勝を果たしており、リレーでの活躍が際立っている。リレーでの勝負強さと持ち味のチーム力で、目指すは前代未聞の関カレ・全カレダブル三連覇だ。今回は出場しなかったが、昨年のインカレ4継優勝の立役者、女部田祐(法4)も控える。しばらく「リレーの中大」の勢いは、止みそうにない。

 7種目に14名が出場した大会2日目。3000mSC予選に登場した竹内大地(法2)は9分06秒43で翌日の決勝に駒を進めた。オムワンバ(山梨学大)が学生新記録を樹立した1500m決勝では三宅一輝(法4)、市田拓海(法3)がハイレベルなレースに引かれ好ペースの走り。三宅は8位入賞となった。短距離の110mH、400m準決勝出場選手はいずれも敗退となったが、100mでは諏訪が決勝進出。4継出場前に大瀬戸(法大)をしのぐ10秒41で4位と、ひとっ走り活躍した。走幅跳決勝の中村亮(法2)は12位、廣田雄大(文2)は22位でいずれもベスト8入りはならなかった。

◆種目別結果 110mH準決勝 1組⑥白田耕平(経4)14秒51 2組⑧古元翼(商2)14秒53

400m準決勝 1組⑦皆木佑太(総4)47秒32

100m準決勝 1組③諏訪 10秒42 2組⑥川上拓 10秒71

3000mSC決勝 1組⑬北村祥(経1)9分27秒11 2組④竹内 9分06秒43   ⑬細川隆太(商2)9分秒31秒78

100m決勝 ④諏訪 10秒41

走幅跳決勝 ⑫中村 7m42 22位 廣田 7m05

1500m決勝 ⑧三宅 3分47秒84 ⑩市田 3分49秒17

4×100mR決勝 ①中大(川上拓→谷口→諏訪→猶木)39秒04