ボート部

ボート部 全日本新人選手権大会

2014年10月13日

10月3日~10月5日 戸田ボートコース
新体制で挑むも表彰台に届かず

最終結果7位となった男子シングルスカルの谷村

 新しく就任した溝口監督と1、2年生で挑んだ新人戦。思うようなレース展開に運べず厳しい結果となった。
 大会1日目、晴天のなか行なわれた予選。男子シングルスカルでは谷村鴻次(理工1)が出場。2位で翌日の敗者復活戦へ。女子シングルスカルでは亀井恵利沙(理工1)が1位で準決勝進出を決めた。男子ダブルスカルでは美濃大地(経1)、山岸航基(総1)が中大Aで、木村匡貴(法1)、渡邉太朗(理工1)が中大Bで出場。中大Aは2位、中大Bは5位でともに敗者復活戦へ回った。最後に花形、男子エイトからはコックス菊地龍介(理工1)、松尾昴太(商1)、大崎翔平(経2)、水本郁人(理工2)、池野北斗(理工2)、東祐太朗(理工2)、奥脇尚哉(経2)、大村浩也(理工1)、河津俊亮(文1)が出場。500m地点ではトップ通過だったものの明大に競り負け、2位で敗者復活戦に回った。

最終結果5位となった男子エイト

 2日目には敗者復活戦が行なわれた。男子シングルスカルの谷村は余裕を持った漕ぎで1位。男子ダブルスカルも中大A、Bともに1位で準決勝へ。男子エイトも1位で準決勝進出と全種目で準決勝への切符を勝ち取った。
 台風の影響が心配されるなか行なわれた最終日、なんとか決勝へ駒を進めたかったが、男子シングルスカルでは1位の日大Aと約10秒差をつけられ2位。順位決定戦に回る。順位決定戦では3位となり最終結果7位となった。初日に準決勝進出を決めた女子シングルスカルの亀井はスタートでトップの早大と競り合うも1000m地点でスピードが落ち4位となった。男子ダブルスカルでは中大Aが2位で、中大Bはトップと20秒差で4位。中大Aは順位決定戦へ進み3位。最終結果7位で終えた。男子エイトはスタートでトップの明大に競り負けるも2位でフィニッシュなら決勝進出という場面。しかし2000m手前で慶大Aに抜かされ3位でフィニッシュ。順位決定戦へ進み意地の漕ぎで1位。しかし、最終結果5位。表彰台を逃し悔しい結果に終わった。
 「日々のトレーニングとお互いコミュニケーションが大事。学業などの生活面にもしっかり目を向けてインカレ、全日本優勝を目指す」(溝口監督)。新監督と新体制で挑む中大クルーの戦いは始まったばかりだ。
◆大会結果
【男子シングルスカル】
予選C組②谷村 7分32秒88
敗者復活戦J組①谷村 8分30秒92
準決勝B組②谷村 7分53秒91
順位決定戦③谷村 7分43秒77

【女子シングルスカル】
予選H組①亀井 8分40秒55
準決勝B組④亀井 8分58秒74

【男子ダブルスカル】
予選A組⑤中大B(木村、渡邉) 7分31秒02
   D組②中大A(美濃、山岸) 7分10秒03
敗者復活戦D組①中大B 7分28秒26
        I組①中大A 7分36秒65
準決勝C組②中大A 7分19秒16
     D組④中大B 7分24秒55
順位決定戦③中大A 7分16秒63

【男子エイト】
予選A組②中大(菊地、松尾、大崎、水本、池野、東、奥脇、大村、河津) 6分11秒16
敗者復活戦C組①中大 6分29秒59
準決勝B組③中大 6分11秒18
順位決定戦①中大 6分10秒01

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部