ボート部

ボート部 全日本選手権大会

2014年09月16日

9月11日~14日 戸田ボートコース
男子舵手付きフォア3位入賞!

表彰を受ける男子舵手付きフォア。左から菊池、水本、庄條、石畑、河津

 実業団クルーも参加し、日本一を決める全日本が開催された。
 大会1日目は各種目の予選が行われた。渡邊央行主将(文4)、東祐太郎(理工2)、大村浩也(理工1)、山岸航基(総1)で挑んだ男子舵手なしフォアが、接戦を制し組1位となり、13日の準決勝進出を決めた。中大から出場したその他のクルーは予選を突破できず、敗者復活戦に回ることとなった。
 2日目は敗者復活戦が行われた。まず登場したのは、女子ダブルスカルの高祖智子(理工3)、亀井恵利沙(理工1)。実業団の明治安田生命に先着を許したが、組2位で準決勝進出を決める。男子舵手なしペアはインカレと同じく松本侑也(経4)、美濃大地(経1)が出場。序盤から先行し、そのまま逃げ切り1位でフィニッシュ。準決勝へと駒を進めた。
 男子舵手なしクオドルプルは中世古万集(経3)、渡邉太朗(理工1)、谷村鴻次(理工1)、木村匡貴(法1)で挑んだ。序盤の遅れを取り戻せず、敗者復活戦敗退となってしまった。男子舵手付きフォアはコックス菊池龍介(理工1)、庄條雅人(法3)、石畑祥太郎(理工3)、水本郁人(理工2)、河津俊亮(文1)が出場した。余裕を持った漕ぎで、2位に差を付け準決勝進出を決めた。
 そして、花形種目である男子エイト。コックス肥田健太郎(文3)、林靖晴(商5)、中村圭(理工4)、高野勇太(文3)、大崎翔平(経2)、池野北斗(理工2)、奥脇尚哉(経2)、松尾昂太(商2)で臨んだ。接戦のレースとなったが、組2位までが準決勝に進むことがレースで、実業団の中部電力と早大に競り負け3位。敗者復活戦敗退となった。

男子舵手付きフォアの敗者復活戦での漕ぎ

  大会3日目は準決勝が行われた。中大から準決勝に進んだのは、女子ダブルスカル、男子舵手なしペア、男子舵手なしフォア、男子舵手付きフォアの4クルー。女子ダブルスカルは、予選で敗れた富山国際大、敗者復活戦で先着された明治安田生命におよばず3位。準決勝敗退となった。男子舵手なしペアは、ほかの3クルーに差を付けられ4位に沈む。順位決定戦に回った。
 予選を1位で通過した男子舵手なしフォア。2位までが決勝に進むことができるレースで4位となり、順位決定戦に回った。そして男子舵手付きフォアは、序盤こそ出遅れたものの、最後にトップに立ち1位でフィニッシュ。見事決勝進出を決めた。
 大会最終日は決勝、順位決定戦が行われた。順位決定戦に出場したのは男子舵手なしペア、男子舵手なしフォア。男子舵手なしペアは、序盤はトップでレースを進めるも、3位でフィニッシュ。最終結果7位で大会を終えた。男子舵手なしフォアは、序盤の遅れが響き、4位でのフィニッシュとなり最終結果8位となった。
 中大勢から唯一決勝に勝ち残った男子舵手付きフォア。相手はトヨタ自動車、関西電力美浜、東レ滋賀と実業団との戦いとなった。関西電力美浜が500m地点からトップに立ち、そのまま逃げ切り強さを見せつけた。中大は東レ滋賀と2位争いを繰り広げるも、競り負け3位に。それでも中大勢唯一の表彰台に笑顔が見られた。
◆大会結果
【女子ダブルスカル】
予選E組 ②中大(高祖、亀井) 7分53秒84
敗者復活戦C組 ②中大 7分40秒45
準決勝B組 ③中大 7分52秒82

【男子舵手なしペア】
予選A組 ②中大(松本、美濃) 7分21秒73
敗者復活戦C組 ①中大 7分10秒77
準決勝B組 ④中大 7分29秒01
順位決定戦 ③中大 7分14秒39

【男子舵手なしクオドルプル】
予選C組 ⑤中大(中世古、渡邉、谷村、木村) 6分41秒51
敗者復活戦C組 ④中大 6分41秒91

【男子舵手なしフォア】
予選C組 ①中大(渡邊主将、東、大村、山岸) 6分33秒41
準決勝A組 ④中大 6分43秒14
順位決定戦 ④中大6分38秒68

【男子舵手付きフォア】
予選B組 ②中大(菊池、庄條、石畑、水本、河津) 6分57秒08
敗者復活戦D組 ①中大 6分48秒31
準決勝D組 ①中大 7分03秒62
決勝 ③中大 6分48秒86

【男子エイト】
予選B組 ④中大(肥田、林、中村、高野、津留、大崎、池野、奥脇、松尾) 6分00秒34
敗者復活戦A組 ③中大 5分59秒89

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部