フェンシング部

フェンシング部・関東学生フェンシングリーグ戦(エペ・入替戦)

2015年06月22日

6月14日 青学大相模原キャンパス体育館

1本勝負制した! 2年ぶりの1部昇格

 因縁の対戦だった。2年前の入れ換え戦、中大に勝ち1部に昇格した明大。その両大学が再び激突した。試合は一進一退の攻防が最終9セット目まで続く。41-43から追い付き一本勝負に持ち込んだエース・水口紘希(法3)が得点を決め45-44で勝利。2年ぶりの1部昇格を果たした。

g ▲45得点目を決め小さく拳を握ったエース・水口

 中大は水口、諸田拓也(経3)、簾内長仁(理工3)の3年生トリオが出場。「チームワークが最高」(簾内)のメンバーで1部昇格に臨んだ。

 2巡目を27-30で終え、3点差を追いかける中大。7セット目、諸田が沖本との対戦を1-1で終える。「ロースコアでタイムアップさせて自分(簾内)に回す」作戦に出た。

g2 ▲攻撃を仕掛ける諸田

 8セット目は「バンバン滑って、これもう駄目だなあ」と感じていた簾内。38-40の2点差に詰めて、最終9セット目をエース・水口に託す。

 中盤から「これは負けて来るな」と思って準備していた水口。43-43の同点に追いつくと、同時に得点を決め44-44。試合は一本勝負にもつれ込むが「負ける気はしなかった」(水口)。「45点目を取るイメージがあった」(諸田)。「絶対一本勝負取る人」(簾内)。チームメートの信頼を背負った水口の剣が佐野に飛び込んだ。45点目となり中大の勝利。1部昇格を決めた。

 試合後「関カレはベスト4を最低ラインにして優勝、インカレも優勝を目指す」と話した水口。1部に昇格した勢いで、関カレ・インカレでも好成績を狙う。

◆試合結果 ○中大45―44明大● →中大は1部昇格

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部