フェンシング部

フェンシング部 関東学生フェンシング選手権大会(エペ2日目)

2015年05月18日

5月14日 駒沢公園体育館

圧勝!全勝!2部優勝で入替戦へ

1部復帰を掲げ挑んだ2部二度目のリーグ戦。東農大には45-24、日体大には45-29で勝利し2部優勝。6月14日に行われる入替戦へと駒を進めた。


▲日体大戦で45点目を決めた水口

中大は東農大に勝利し、残すは日体大戦となった。しかし日体大対立大の試合で、日体大が敗れる。得失点差を考慮しても、中大の優勝はほぼ決定的。「勝って優勝したいという気持ちはあったので、油断せず全力で倒そうという気持ちで全力で挑んだ」(水口紘希・法3)。そう気持ちを引き締めて日体大戦に挑んだ。

試合が始まる。ピストに最初に立ったのは簾内長仁(理工3)。独特のスタイルで繰り出す剣先は相手の身体をしっかりと捉えた。「相手のエースに対して0で抑えることができるなんて思ってなかった」と自身も驚きの5連続ポイント。日体大の優勝への一抹の望みを絶つには十分すぎる圧巻のフェンシングだった。「日体大戦が山です」。簾内は1日目を終え、そう語った。しかし試合はそのままリードを広げ、終わってみれば45-29。中大の圧勝で全勝優勝を決め、リーグ戦の幕は閉じた。


▲日体大戦の1セット目、5点目を決めガッツポーズする簾内

3年生3人、1年生1人で構成されている中大エペ陣。1日目に出場した山田森太郎を今日は使わなかった。諸田拓也(経3)の活躍があったからだ。「諸田が非常に頑張ってくれた」と、水口も舌を巻くほどのフェンシングを見せた。「1年生がリザーブにいるが、3年の自分がしっかりしなきゃダメだなと思った」。諸田は1日目の結果を受け、気持ちを切り替えた。今日は我慢をすることを意識したという。 それを象徴するシーンがあった。日体大戦、諸田の3回り目だ。30-22と、勝ちがちらつき始める場面だったが「相手(矢野・日体大)も守りが上手い選手なので点を取りにいこうと無理しないことにした」と我慢をし、33-22で簾内に回した。


▲日体大戦で「我慢」のフェンシングを見せた諸田

簾内がリードを奪い、諸田と水口がリードを守って勝ちにつなげる。勝利のパターンが見えてきた。「3年生3人でやって、やっぱりこのメンバーが一番しっくりくる」。水口はこの2戦で中大エペ陣に大きな手応えを感じた。

入替戦の相手は明大。2年前、屈辱を味わった入替戦。中大が1部残留を懸けて戦った相手と同じ相手だ。物語の準備はできている。

◆大会結果中大45ー24東農大● ○中大45ー29日体大● エペ(2部)①中大②立大③日体大