フェンシング部

フェンシング部 全日本学生フェンシング選手権大会(フルーレ団体)

2014年11月16日

11月14、15日 京都・大山崎体育館
フルーレ陣はインカレ4位止まり

準決勝で松山(早大)と対戦する高阪

 中大フルーレ陣のインカレは準決勝敗退という形で幕を閉じた。早大との準決勝は中盤で逆転を許し、流れを変えられないまま敗戦。3位決定戦でもペースを掴めず日大に敗れ4位に終わった。
 14日に行われた関大との1回戦を45-23、慶大との2回戦を45-22と危なげなく戦い準決勝へ駒を進めた。個人2位と健闘した佐野多加文(経3)は早大と相性が良くないというチームの判断により、準決勝にはエースの高阪一世(法4)、横山覚(法3)、エペ個人でも優勝した簾内長仁(理工2)の3人で臨んだ。序盤は五分の戦いをしながらリードを守る展開。しかし高阪の二回り目で松山(早大)に7連続得点を許し、4点のリードから3点のビハインドと戦況が入れ替わった。後半戦に入っても中大は勢いを取り戻せず徐々に点差を広げられた。33-40で最後回りの高阪に全てを託したが、健闘及ばず39-45で敗れた。「3人とも調子が良くなかった。試合内で修正できなかった」(高阪)。決勝に進むことなくインカレ優勝の道は途絶えた。

準決勝で敗れ、悔し涙を流す横山

 日大との3位決定戦は、来年を見据えた下級生中心のメンバーで臨んだ。最後回りに簾内を起用。早大戦で出場のなかった佐野に加え、山本和磨(経2)も出場した。「ボコボコにやられた」(山本)と、2人目山本がリードを奪われてから終始日大に主導権を握られた。最後回りの簾内がストレートで5失点し、終わってみれば26-45と大敗。「試合展開を組み立てられなかった。試合展開を考えてプレーすることは、悪い中でも学んだこと」(簾内)。
 主力としてフルーレ陣を引っ張ってきた高阪は「悔いはあるけど、一点の曇りなく爽快な気持ち。やり切った」と4年間を締めくくった。来年度最上級生となる横山は「悔し涙はもう流し飽きた。次は勝って泣きたい」と決意を口にした。

◆試合結果
1回戦○中大45-23関大●
2回戦○中大45-22慶大●
準決勝●中大45-39早大○
3位決定戦●中大26-45日大○
◆大会結果
①法大②早大③日大④中大
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部