フェンシング部

フェンシング部 関東学生フェンシング選手権大会(フルーレ団体)

2014年10月24日

10月24日 駒沢オリンピック公園体育館
フルーレ団体、優勝ならず

決勝戦での高阪

 関カレ2日目はフルーレ団体戦が行われた。
 初戦の明学大戦、2回戦の拓大戦は「楽に勝てる相手だったので、ゆっくりペースを作るつもりで」(佐野)と、リラックスしてのスタートとなった。2試合に、高阪一世(法4)、佐野多加文(経3)、横山覚(法3)、簾内長仁(理工2)が均等に出場。両試合とも45-10と圧勝し、準決勝へ駒を進めた。
 準決勝は早大戦となった。横山覚(法3)、佐野多加文(経3)、簾内長仁(理工2)の3人で挑んだ。序盤から一進一退の攻防が続き、第5セット終了時点で19-17。第6セットは簾内と仙葉(早大)が目まぐるしく点を取り合い、27-27となったとき、簾内が足をつってしまう。「試合中に足がつるのは初めて。それぐらい試合が白熱していた」(簾内)。足の状態が思わしくない中、30-28と2点リードでつないだ。第7セットは本来なら佐野が出場するセットだが、メンバー交代で高阪が出場。「4年生として負けるわけにはいかない」。高阪が三好(早大)相手に5-0で圧倒する。「1人が0点で帰ってくると、大打撃。それを与えることができて本当に良かった」(高阪)と思惑通りリードを築いた。続く簾内も5-3とリードを広げ、最後は横山に託された。「10点差ついていたので、まくられるのは最後周りの責任としてない」(横山)という思いでピストに立った。仙葉(早大)も譲らず、1点を取り合う展開になるが、リードを守り抜き45-35で勝利した。「今日10点差を守りきれたのは良かった。いい経験ができた」(横山)と納得の出来だった。

準決勝での横山

 決勝は、準決勝で日大との一本勝負を制した法大との対戦となった。簾内、高阪、佐野で挑んだが、簾内が長島(法大)に3-5、高阪が東(法大)相手に4-5、佐野が大石(法大)に4-5で1巡目を終えて11-15。徐々にリードを奪われる上に、逆転のきっかけをつかむことができず、2巡目を終えた時点では19-30。そこから佐野が東(法大)に0-5、簾内が大石(法大)に0-5と大量得点を許してしまう。最後周りの高阪が2点先取するもその後が続かず、21-45と大差をつけられての勝利となった。「優勝できなくて悔しい」(簾内)。10年振りの優勝には手が届かなかった。
 決勝戦では、法大とスコア上では大きく離されたが「リーグ戦覇者としてのプライドもある」(高阪)、「インカレでは雪辱を果たす」(簾内)と1か月後でのインカレでのリベンジを誓った。

◆大会結果
1回戦○中大45-10明学大●
2回戦○中大45-10拓大●
準決勝○中大45-35早大●
決勝●中大21-45法大○
①法大②中大③法大

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部