バレーボール部(男子部)

バレーボール部・春季関東大学バレーボールリーグ戦対筑波大

2017年05月01日

4月29日 キッコーマンアリーナ

痛恨の敗戦 5位転落

 

スタメン(サーブローテーション順)

 1WS 石川祐希主将(法4)

 3MB 平田亮介(経4)

 12WS 谷口渉(法3)

 4WS 武智洸史副将(法4)

 18MB 水野将司(法2)

 17S 牧山祐介(商2)

 9Li 柳田貴洋(法3)

 

 首位攻防戦となった筑波大との一戦。中大は筑波大の速い攻撃を防ぐことができず、今リーグ初黒星。6勝1敗で5チームが並ぶもセット率の差で、5位に転落した。

 

 ここ2試合取れていない第1セット。課題となっている試合の入り方が注目されたが、ダブルコンタクトなどのミスで流れを筑波大に渡してしまう。それでも、石川主将武智副将の両レフトが奮起し、競り合う展開なる。終盤、中大はレセプションのミスなどで筑波大に立てて続けにブレイクされてしまう。結局3戦連続で第1セットを落とす立ち上がりとなる。

 

▲サーブを放つ石川主将

 

 第2セットは谷口がサーブで流れを引き寄せると、ピンチサーバーで投入された近藤誉(商2)の変幻自在なサーブで筑波大のレセプションを崩し、連続得点。終盤に追い上げられるも、25ー23でセットカウント1ー1とタイに戻した。

 

 第3セットは立ち上がりを筑波大に攻め立てられる。レセプションを崩され、クイックが使えない。サイドの選手にブロックの的を絞られる。さらに相手の中根(筑波大)の速いトス回しにブロックがついていけず、連続失点。早めのタイムアウトも流れを切れない。「連続失点止めれるような雰囲気じゃなかった」(松永監督)。守備が後手に回ってしまい、序盤で早くも6点差をつけられる。中大は谷口に代わり、1年の中野竜(総1)を投入。一時は中野の活躍で筑波大に迫る勢いを見せたが、終盤突き放されて19ー25と第3セットを落とす。

 

▲レシーブする武智副将(右)と柳田  

 

 第4セットも序盤、筑波大に先行され、そのビハインドを挽回できず、最後は武智副将のスパイクをブロックされ終戦。「拾い負けというか、自分たちが決める場面で決め切れなかった」(武智副将)。首位攻防戦を落としてしまった。

 

 「チームのバランスがちょっと噛み合ってない。決めるべき人が決められていなかった」(松永監督)。春リーグ初黒星を喫した中大。5勝1敗で5チームが並ぶが、セット率の差で一位の座を明け渡す結果となった。優勝に向けて、これ以上の敗戦は許されない。石川主将も「立て直してやっていきたい」と修正の必要性を口にした。次戦は順大との対戦。真価が問われる一戦となりそうだ。

 

◆試合結果

中大1-3筑波大

(21-25、25-23、19-25、18-25)

 

記事・写真=「中大スポーツ」新聞部