バレーボール部(男子部)

バレーボール部・秋季関東大学バレーボールリーグ戦対順大

2016年09月20日

9月10日

開幕4連勝! おまけにスパイクがバスケゴールに…

スタメン(サーブローテーション順)

10WS 石川祐希(法3)

1MB 井上慎一朗主将(法4)

9WS 大竹壱青(商3)

12WS 武智洸史(法3)

3MB 渡邊侑磨(法4)

13S 山下紘右(商3)

7Li 伊賀亮平(経4)

 全日本に召集された石川のチーム合流が遅かったため、チームができて間もない中大。第4戦、対順大ではサーブを中心に攻撃が冴えた。「このリーグ中で初めて試合を通していいムードで勝てた」と井上主将が振り返るように、徐々に「らしさ」を見せ始めた。

 「石川のサーブが走ると、みんなも良くなる」と渡邊が言うように、石川の強烈なサーブが相手を大きく崩す。チャンスボールを奪ってテンポの速いスパイクにつなげ得点。「相手の打ちたいところにブロックを出してフェイントをとれた」(松永監督)。コート内が大型化した成果が出て、ブロックも満足のいく機能を果たした。

▲ブロックする井上主将(右)と大竹

 第3セット、17-5と大量リードの場面だった。相手コートからネット際に浮いてきたボールを、セッターの山下がダイレクトスパイク。相手コートに叩きつけられたボールが、ワンバウンドのあとバスケットゴールにスポッと入った。チームは大盛り上がり、山下は「ゴールに入れるところまで狙っていました」と満足顔。その山下とセンター線のコンビも多く使い、上がり調子をアピールした中大が25-9でこのセットを奪う。ストレート勝利を決め、開幕4連勝となった。

▲得点はもちろん、シュートも決めた#13山下

 このリーグ戦からリベロ登録でベンチ入りした柳田貴洋(法2)が、3セット目、コートに立った。「ずっとサーブレシーブを評価していた」と言う松永監督が、この夏からセッターだった柳田のリベロ転向を勧めた。柳田は「大型リベロとして得意のオーバーキャッチでトップを目指す」と語った。

▲リベロとして出場した柳田

 9月17日は対国士大。この試合から観客を入れての試合となる。井上主将は「応援してくれる人がいるというのはモチベーションになる。さみしいな、と思うこともあったがお客さんがいないからこそチームの力が試されている。周りの雰囲気は、良くも悪くもチームに影響するので、本当につらいときに応援に頼ってしまう場面もある。自分たちの力でしっかり勝てるようになれば、応援が入ったらもっといい試合ができるはず」と語った。

◆試合結果

○中大3-0順大● (25-17、25-18、25-9)

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部