バレーボール部(男子部)

バレーボール部・春季関東大学バレーボールリーグ戦対筑波大

2016年05月13日

5月8日 日体大健志台キャンパス米本記念会堂

筑波大に完敗、全勝逃す

スタメン(サーブローテーション順)

17S 柳田貴洋(法2) 

1WS 井上慎一朗主将(法4)

3MB 渡邊侑磨(法4)

20WS 谷口渉(法2)

12WS 武智洸史(法3)

9MB 大竹壱青(商3)

7L 伊賀亮平(経4)

 リーグ戦第8戦は、対戦時2位の筑波大との対戦となった。前半戦最終週から意識し続けていた対戦カード。全勝優勝のためには何としても勝ちたいところだったが、ストレート負けを喫した。

 0-3、完敗だった。「(筑波大は)強かったです」。試合を終えて井上主将が言った。  崩すサーブが武器の中大。だがこの日はサーブミスに苦しんだ。相手のミスのない好サーブの前に、中大が先に崩れた。

▲歓喜に沸く筑波大の前で、がくりと肩を落とした

 序盤でペースはつかめたと思われた。「第1セットの出だしは良かったんだけどね」と松永監督。手元のデータを見つめて「第1セット後半の連続失点が痛い。攻撃のミスは相手の方が多かったのに、サイドアウトで自滅してしまった」と敗因を口にした。序盤のリードを守り切れず、終盤での逆転を許し23-25でこのセットを終える。  勢いに乗った筑波大は、第2セットも止まらない。「筑波大のミスのないサーブに対して、こちらのサーブにミスが多かった」と松永監督。試合中盤のミスを反省点に挙げた。サーブミスが続き、連続得点を奪えぬまま、16-25で第2セットも譲った。  

▲フェイントで得点を奪う井上主将

 後のない第3セット。後半でようやく流れをつかんだ。サーブの狙い目も変え、山下紘右(商3)のフローターサーブが相手コートを揺さぶる。徐々にブレイクポイントを奪い、巻き返しを図るが「最後に力が出てもだめ」(井上主将)。競った展開の中、続けざまにスパイクを叩き込まれ、22-25で第3セットも奪われた。

▲スパイクを打つ谷口

 今試合を終え、筑波大とは1敗同士に。セット率がわずかに及ばず、中大は現在2位。「セット率で争う厳しい戦いになるけれど、勝っていくことが重要」(松永監督)。残り3戦、いかに相手を抑えて勝利できるかが鍵となる。

▼コメント集

松永監督

「スパイクなどのミスは、データの中では筑波大の方が多かった。でもサーブについては向こうはほとんどミスがない。その点がやりづらさだった。これから厳しい戦いになってくるが、しっかり勝っていくことが大事」

井上主将

「終始サーブで攻められる展開に対応できなかった。最後に力が出るだけではだめ。試合を通して力が出せるように、調整して次戦挑みたい。まだ優勝はあるので、ここからまた頑張っていきたい」

渡邊

「自分たちがやらなきゃいけない場面で焦りが出て、押されて負けてしまった。気持ちの部分で負けてる所が多かった。この先はもう落とせない。プレッシャーを感じず、いつも通りのプレーがどれだけ出来るか」

◆試合結果

●中大0-3筑波大○

(23-25、16-25、22-25)

☆次戦は5月14日、日体大健志台キャンパスにて、第1試合・早大戦です!(第1試合開始 11:00~) 応援よろしくお願いします!

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部