バレーボール部(男子部)

バレーボール部・春季関東大学バレーボールリーグ戦対明大

2016年04月30日

4月24日 新日鐵住金君津体育館

前半戦全勝! 後半戦に向け自信手に

スタメン(サーブローテーション順)

1WS 井上慎一朗主将(法4)

3MB 渡邊侑磨(法4)

20WS 谷口渉(法2)

12WS 武智洸史(法3)

9MB 大竹壱青(商3)

17S 柳田貴洋(法2)

7L 伊賀亮平(経4)

 春季リーグ前半最終戦は、6位の明大(4月23日付)と対戦。中大は二人のセッターが、セットごとにテンポの異なるゲームを展開し、ストレート勝ちを収めた。 6戦終了時点で、未だ黒星がついていないチームは中大のみ。上位を争うチームの中でも、頭一つ抜けて単独首位だ。

▲ハイタッチを交わす武智

 連続失点が苦しい展開を生んだが、逃げ切るように3セット先取で勝利。「しんどかった…」と松永監督も苦笑いを浮かべたが、デュースもしっかり取りきる粘り強さが見えた。

 第1セットを先取した勢いで、リードで進んでいた第2セット。18-15の場面で相手がタイムを要求すると、流れが変わり追い越される。井上主将は「リードしているのに、詰められてしまう展開が多い。これからの課題」と厳しい表情を見せた。 相手セットポイントの23-24で、セッターの柳田に代わって山下紘右(商3)がコートへ送り込まれる。30点を超えるロングゲームになったが、スピードの変わったコンビプレーで、なんとか明大を振り切った。

▲ブロックを決めた平田

 第3セットも、大きなリードを連続失点で詰められる。終盤でコートに入った平田亮介(経3)が、攻守両方で得点。「ここ一点の決定打を出すことが持ち味なので。結果を出せてよかった」(平田)と、25点目は平田のスパイクで締めくくった。

 前半戦を全勝で締めくくった。松永監督は「一戦一戦で勝つことが一番の自信になる。後半もチームの良さを出して、一番いい状態で臨めるように練習しています」とコメント。ゴールデンウィークの黒鷲旗を挟んで、後半5戦が控える。「ここまでの結果に自信もって、後半もしっかり勝ち切りたい」と井上主将。ここまでの勝利は、確かに自信に変わっている。

▲「センター陣が軸になれるように」と意気込む渡邊

◆コメント

松永監督「自分たちの展開を作る中で、ミスが出てきてしまったのが苦しい展開の原因。今は一戦一戦、自分たちの良さを出していく練習に取り組んでいます。黒鷲旗を挟んで、後半戦も始まるが、一番いい状態で臨みたい」

#1井上主将「厳しい試合が多い中で、久しぶりにストレートで勝てて、安心が大きい。勝ち切れたことは自信になるけれど、細かいところはまだまだ詰められる。チームの波はあるが、いい波の時に全員で攻めていける雰囲気を次につなげていきたい」

#3渡邊「前半戦をいい流れで勝つことが課題だった。サービスエースも出て、サーブは練習の成果が出ていると思う。オフェンスはセンター陣で軸を作っていきたい」

#7伊賀「全勝優勝を目指しているので、勝てて良かった。メンバーが抜けていても勝てるところを見せていきたい。後半戦はもっと調子あげていく」

#9大竹「良く練習試合をする相手ではあったが、二段トスや相手の粘りに戸惑う部分もあった。30点越えの第2セットを取りきれたのは大きかった」

#11平田「終盤で出て、結果を出せたことは、次につながると思う。ここ一番という場面のスパイクやブロックでの得点が持ち味。次もそういう面を出していきたい」

#12武智「前日の勝ちを無駄にしないように今日も勝とうとプレーした。雰囲気や集中力切れで無駄な失点をしてしまった。(明大の)雰囲気と勢いを抑えられるようプレーした」

☆リーグ戦次戦は日体大健志台キャンパスにて、5月7日第2試合・対専大です。応援よろしくお願いいたします! (第1試合11:00~)

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部