バレーボール部(男子部)

バレーボール部・全日本バレーボール大学男子選手権大会 決勝対筑波大

2015年12月19日

12月6日 大田区総合体育館

 

筑波大をストレートで下しインカレ連覇達成!

 

スタメン(サーブローテーション順)

14WS 石川祐希(法2)

6MB 渡邊侑磨(法3)

2WS 今村貴彦(法4)

16WS 武智洸史(法2)

13MB 大竹壱青(商2)

1S 関田誠大主将(法4)

11L 伊賀亮平(経3)

 

 

▲チームメイトに胴上げされる関田主将

 

 インカレ連覇を掛けた決勝は筑波大との一戦。「いい流れでゲームに入っていけた」(松永監督)と、序盤から中大の持ち味を発揮し、筑波大相手に3-0の快勝を収めインカレ連覇を果たした。

 

 第1セット、今村のスパイクで最初の得点を挙げる。さらに「(秋リーグ後)ブロックの見直しをしてきて、今大会は少しだけ自信があったのかもしれない」(今村)と、今村のブロックポイントで流れを引き寄せる。中盤以降も攻めのサーブからの攻撃を存分に発揮しリードを広げる。関田主将のブロックポイントでセットポイントを取ると、そのまま25-18で第1セットを奪う。

 

 

▲攻守に活躍を見せた今村

 

 第2セットは序盤から武智、石川のサイドアタッカーが機能。両者のスパイクを中心に中大がリードを広げる。中盤には、連係ミス直後に大竹がブロックポイントで味方のミスをカバー。「ミスが出た後にクイックを止めたりとか、相手が仕掛けてきたものをシャットしていて、そこはキーになったと思う」と、松永監督もここぞのブロックが大きかったと話す。最後はセットポイントから今村のスパイクが決まり、25-18で2セットも奪う。優勝へ向けあと1セットとし第3セットへ進む。

 

 

▲最優秀選手賞を受賞した関田主将

 

 第3セットもサーブから相手を崩す攻めのバレーで筑波大を圧倒。序盤、石川のバックアタックで勢いに乗ると、武智の連続サービスエース、石川、大竹の3連続ブロックポイントなどで怒涛の7連続ポイントを奪い、点差を広げる。中盤以降も勢いは止まらず、ミドルの渡邊、大竹のクイックが決まり、マッチポイント。最後は相手の反則で25点目を奪い、3-0のストレート勝ちでインカレ連覇を決めた。

 

 中大のインカレ連覇は1969年以来46年ぶりの偉業。チームを支えた下級生も、「4年生にとって最後のインカレだったので、それで優勝できたのはよかった」(武智)、「最高の形で終われたのは最高です」(大竹)と、4年生最後のインカレを優勝で飾れたことの喜びの言葉を口にした。チームを引っ張ってきた4年生も残す大会は天皇杯のみ。「目標がVに勝つということなので」(関田主将)と、天皇杯で中大バレー1年間の集大成を見せる。

 

 

試合結果

○中大3-0筑波大●(25-18、25-18、25-17)

 

◆大会結果

➊中大②筑波大③早大

 

◆個人賞

最優秀選手賞、セッター賞=関田

MIP賞、ベストスコアラー賞=石川

リベロ賞=伊賀

優勝監督賞=松永監督

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部