バレーボール部(男子部)

バレーボール部・全日本バレーボール大学男子選手権大会 4回戦対法大 準々決勝対東海大

2015年12月07日

12月4日 駒沢体育館

 

序盤固さ目立つもストレート勝ち ベスト4入り果たす

 

スタメン(サーブローテーション順)

14WS 石川祐希(法2)

6MB 渡邊侑磨(法3)

2WS 今村貴彦(法4)

16WS 武智洸史(法2)

13MB 大竹壱青(商2)

1S 関田誠大主将(法4)

11L 伊賀亮平(経3)

 

 4回戦は法大、準々決勝では秋季リーグ戦で唯一黒星を喫した東海大との対戦となった。「自分もみんなも固かった」(石川)とどちらも立ち上がりを相手ペースに持っていかれるが、徐々に勢いに乗り、3-0のストレート勝ち。ベスト4進出を決めた。

 

4回戦 対法大

 

 

 序盤は固さが目立ち、リードされる場面もあったが「しっかり我慢してサーブから攻めることができた」(松永監督)とサーブで崩す中大のバレーで法大のミスを誘い、点差を引き離す。終わってみれば25-21、25-14、25-12という大差をつけてストレート勝ち。準々決勝に駒を進めた。

 

 1セット目は序盤、なかなか主導権を握れず、10-15と引き離されてしまう。しかし、ここで関田主将の1枚ブロックが決まり、流れを中大に引き寄せる。さらに武智の強烈なサーブが相手レシーブを乱し、攻撃を封じると一気に6連続得点し、逆転に成功。その勢いのまま25-21で1セット目を先取した。

 

 2セット目は今村のスパイク、渡邊のサービスエースでいきなり3連続得点に成功する。大竹のサーブが走り、5連続ポイントでリードを広げる。さらにピンチサーバーで起用された谷口渉(法1)が期待に応え2連続のサービスエースを決めるなど、終始中大ペースで試合を展開。25-14で2セットを連取した。

 

 3セット目は石川のサービスエースからスタート。さらに関田主将も攻めたサーブでミスを誘うと、サイド、センターを使い分ける多彩な攻撃で6連続ポイント。勢いは衰えることなく最後は関田主将のサービスエースで25点目を獲得し、25-12で法大を圧倒した。

 

◆試合結果

○中大3-0●(25-21、25-14、25-12)

 

準々決勝 対東海大

 

 両チーム一歩も譲らない拮抗した試合展開だったが、「徐々にに自分たちの流れを作れた」(石川)と3-0ストレート勝ちを収めた。ベスト4入りを果たし、明日の準決勝へと駒を進めた。

 

 

 序盤は「みんな固くて、どうなることかと思った」(武智)というように、相手の勢いに押され、4連続失点。1-5となったところで松永監督は早速タイムアウトを要求した。その後は今村の相手コートに突き刺さる鋭いスパイクが決まると、石川のクロス、大竹のクイックも決まり、1点差に詰め寄る。しかし東海大の強烈なサーブに流れを持っていかれ、再びリードを許してしまう。それでも今村が気迫のこもったスパイクで決めきり、サイドアウトを取ると、大竹のサーブで調子をつかみ同点に。取っては取り返されるシーソーゲームとなるが、関田主将にブロックが出て、逆転に成功する。終盤の粘りが奏功し、25-23で1セット目を獲得した。

 

 2セット目、今村の2連続サービスエースなどで序盤から東海を引き離す。9-6と点差を広げるも東海大の攻撃的なサーブに苦しみ、連続失点。逆転されてしまう。それでも「石川を軸に」(関田主将)攻撃を展開し再度逆転に成功すると、4回戦でもピンチサーバーとして活躍した谷口が「少しでも力になろうと思って臨んだ」と再びサービスエースを決めチームを盛り上げる。勢いそのままに25-22で2セット目も連取した。

 

 3セット目も2セット目に引き続き、大竹のクイック、石川のバックアタックなどで中大のペースを作る。しかし、東海大の鋭角クイックやサービスエースなどで徐々に点差を詰められるが、最後まで逃げ切り25-21。両チーム気迫のこもった激戦となったが3-0でストレート勝ちを収めベスト4入りを果たした。

 

 明日は東日本インカレ優勝チームの早大との対戦。「自分たちがインカレで戦えるのもあと2戦。しっかり勝ち切りたい」と関田主将。負けたら終わりのトーナメント戦。大学の頂点に立つために、負けるわけにはいかない。

 

◆試合結果

○中大3-0●(25-23、25-22、25-21)

 

 次戦は12月5日、大田区総合体育館特設コート第2試合(第1試合開始13時~)にて準決勝 対早大が行われます!応援よろしくお願いいたします!

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部