バレーボール部(男子部)

バレーボール部 秋季関東大学バレーボールリーグ戦対東海大

2015年10月12日

10月10日 日体大健志台キャンパス米本記念体育館

リーグ戦初黒星 「勝つぞばか野郎」(今村)次戦に向け気合入れなおし

スタメン(サーブローテーション順)

14WS石川祐希(法2)

6MB渡邊侑磨(法3)

2WS今村貴彦(法4)

16WS武智洸史(法2)

13MB大竹壱青(商2)

1S関田誠大(法4)

11L伊賀亮平(経3)

▲スパイクを打つ今村

「勢いで負けた」(石川)。ここまで全勝し続けた中大が東海大に黒星をつけられてしまった。試合はフルセットにもつれ込む大接戦。1、2セットは終始主導権を握っていたものの、3セット目から東海大の勢いに押され、まさかの逆転負けを喫した。しかしいまだ単独首位に立つ。「明日勝って、残りの試合勝って優勝すれば問題ない」(今村)。

 第一セットは石川の2連続サービスエースで幕を開ける。大竹のクイックや武智の強烈なクロスが飛び出すなど、「いい形できていた」と関田主将も言う通り、東海大に流れを渡さない。終盤は相手のミスも目立ち、25-21で1セット目を先取した。

▲スパイクを決めガッツポーズをする石川

 第二セットも終始中大ペースで試合進む。石川を中心に得点を重ねていき、点差を広げていく。さらには武智、関田主将のサービスエースが決まるなど攻めたサーブで東海大を翻弄した。最後は大竹のブロックで25-18という大差で2セット目も連取した。

 しかし、第三セットから雰囲気が一転。強烈なクイックで1点目を奪われると、東海大の強烈なサーブに石川のレセプションが乱れ始める。「レセプションがうまく返らなければ点数にならない」(関田主将)と言うように、4-7と序盤から3点差をつけられると、ブロックなどでさらに4連続ポイントを奪われる。しかし終盤、ピンチサーバーで入った塚本拓朗(経4)が期待に応えサービスエースを決める。その勢いに乗るかに思われたが反撃もここまで。20-25で3セット目を奪われてしまった。

▲クイックがさく裂した渡邊

 第四セットも東海大のサービスエース、フェイントでの2連続失点からスタート。それでも石川のクロス、今村のバックライトなどで4連続得点を決め、逆転に成功。しかし、直後に5連続失点で再びリードを許してしまう。「自分の一番の仕事であるクイックでサイドアウト取ることはしっかりできていた」と渡邊のクイックが効果的に決まる。だが、勢いに押され21-25で4セット目も失ってしまった。

 第五セット、東海大のスパイクとブロックで2点を追う展開に。しかし、武智のスパイクで同点に追いつくとチームは大盛り上がり。盛り上がりすぎて、控えの選手たちがイエローカードをもらうアクシデントも。ここからは両チーム譲らないシーソーゲームとなった。12-13と1点を追っていた中大は石川のバックアタックで同点とする。しかし、最後に東海の強烈なスパイクにレシーブが弾かれ、13-15。フルセットにもつれ込む大激闘の末、セットカウント2-3でリーグ戦初黒星を喫した。

 「切り替えて国士舘に勝たないと優勝もなくなる」と松永監督は気を引き締める。まずは次戦、国士大に勝つことが重要だ。「勝つぞばか野郎」(今村)。敗戦から気持ちを切り替え、残り全試合全員バレーで勝利をつかむ。

試合結果

●中大2-3東海大○(25-21、25-18、20-25、21-25、13-15)

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部