バレーボール部(男子部)

バレーボール部 秋季関東大学バレーボールリーグ戦対筑波大

2015年10月09日

10月4日 町田市立総合体育館

注目の筑波大戦 接戦ものに

スタメン(サーブローテーション順)

14WS 石川祐希(法2)

6MB 渡邊侑磨(法3)

2WS 今村貴彦(法4)

16WS 武智洸史(法2)

13MB 大竹壱青(商2)

1S  関田誠大主将(法4)

11L  伊賀亮平(経3)

▲得点しガッツポーズをする石川

 秋季リーグ戦第7戦は、NEXT4で注目をあびる髙橋健太郎の所属する筑波大と対戦。3-1で勝利した。第2セットを落とし、第3セットは30点越えのゲーム。そんな中でも、「ストレートで勝とうとは思ってなかったので、次取ろうと切り替えて」(伊賀)第4セットを危なげなく獲得。ここまで負けなしで現在単独首位だ。

 リーグ戦会場はというと、NEXT4の石川と高橋がネットを挟んで対戦する様子を一目見ようと、前日の試合に増して大賑わい。客席を増やしたほどの集客率だ。

 苦しい展開で始まった。連続得点が出ない第1セットを、なんとか25-23と僅差で取りきった。しかしその流れは第2セットにも続く。「本当に連続得点が取れなくて、少し焦った」(今村)と、ブレイクポイントのない展開が焦りにつながった。ミスが生まれ、サーブも攻めきれず、序盤で流れをつかんだ筑波大が第2セットを奪った。

▲サービスエースに盛り上がる選手たち

 第3セットの前には「セット前半の連続得点を意識しよう」と松永監督。序盤、石川のスパイクポイントと、大竹のサービスエースで4連続得点。しかし流れに乗り切れず、ブレイクポイントのでない展開に戻る。点差を詰められ、21-20の局面、武智のスパイクが相手ブロックにつかまる。得点が並ぶと、そのままジュースにもつれ込んだ。

 30点を超える一進一退の攻防には会場全体が盛り上がる。「諦めない気持ちで」(関田主将)粘り強く攻め続け、最後は相手のミスが続き34-32。そんな大接戦も「楽しかった」(武智)。

 第4セットは、接戦の第3セットをものにした中大が主導権を握る。法大戦から中大に復帰した石川、大竹のクイックがポイントを量産。前半とは打って変わった流れに筑波大がタイムを要求するも、中大の勢いは止まらない。最後は相手のサーブミスで25-17。粘り強く4セットを戦い、勝利を決めた。

 4セットにわたる大接戦を終えて、大竹は「緊迫した試合ではあったが、その雰囲気が楽しかった」と振り返る。石川も、髙橋との対戦に「意識はせず、中大として楽しくやりたいと思っていた。その中で気持ちも高まって気合の入ったプレーを見せられた」と言う。

 10月第2週には勢いある東海大、国士舘大との対戦が控える。「今日のように楽しくプレーするのが1番」と関田主将。秋季リーグ戦も後半戦。チームの雰囲気を上げて、次戦に臨みたい。

◆試合結果

○中大3-1筑波大●

(25-23、23-25、34-32、25-17)

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部