バドミントン部

バドミントン部・関東学生バドミントン春季リーグ戦対日大

2017年05月10日

5月3日 日体大健志台キャンパス

 

エース五十嵐を欠き 痛い2敗目

 

春季リーグ戦も場所を日体大健志台キャンパスに移し後半戦。1勝1敗の中大の相手は日大となった。エース五十嵐優(法4)がけがにより欠場。エースを欠いたチームは第2シングルスでの大関修平(商4)の1勝のみに終わり、2敗目を喫した。

 

 スタメンに五十嵐の名前はなかった。法大戦でも「コンディションが良くなかった」と体の状態が良くないことを示唆していたが、この試合欠場となった。代わりに、第1シングルスを任されたのは本間綾人(経2)。1ゲーム目は互いに一歩も譲らないシーソーゲームとなる。試合が動いたのは終盤。本間が5連続ポイントを奪い流れをつかむとそのまま1ゲーム目をとった。2ゲーム目も接戦を演じたが、終盤今度は日大猪熊に5連続ポイントを許しゲームをとられる。勝負の3ゲーム目は、終始相手のペースで試合を運ばれ敗戦した。

 

▲今日も勝利を収めた大関

 

 第2シングルスは大関。1ゲーム目は鋭いスマッシュと速いプレーで相手を圧倒。21-11の大差でとったが、続く2ゲーム目はあっさりととられてしまう。それでもここまで今季リーグ戦シングルスで負けのない大関は冷静に3ゲーム目を取り返した。

 

▲川端主将・西方組

 

 セットカウント1対1で迎えた大事な第1ダブルスには川端祥主将(商4)・西方優馬(法3)組。普段あまり組まない即席ペアだ。序盤点差を離される場面も多かったが、何とか食らい付いていく。しかし力及ばず敗戦。「西方とペアであまり練習したこと無かったが試合に出たからには勝たなきゃいけなかった」(川端主将)と悔しがった。

 

 もう負けられない第2ダブルスには田崎真吾(文3)・古屋樹(商2)組が出場。相手のミスにも助けられ、第1ゲームを難なく奪う。今季リーグ戦ダブルスでは初めてゲームカウントを奪った。しかし2,3ゲームを相手のコンビネーションの良い攻めとスマッシュに苦戦し敗戦。この時点で中大の負けが決まった。

 

▲デビュー戦で「緊張した」と語った佐藤、得意のスマッシュを放つ

 

 第3シングルスには佐藤雄輝(商1)が登場。大学に入って初の公式戦出場となった。第1ゲーム目からどんどん攻めていく。1ゲーム目を取られたが、21-19と接戦で「のびのびプレーしていて良かった」と川端主将が評価したようにに自分の力を発揮した。第2ゲームを得意のスマッシュをどんどん決めていき取る。迎えた第3ゲームは19-13と6点差を付けられ追い詰められるが、ここから粘り追い付く。しかし、驚異の粘りもここまで。最後はミスが続き敗戦。天を仰いだ。佐藤は試合後、「スマッシュに頼り過ぎてしまった、クリアやラリーをしっかりこなしてもっと楽にプレーできるようにしたい」と反省を口にした。 川端主将は「エース(五十嵐)を欠いてみんなで補おうとしたがうまくいかなかった。五十嵐に頼っている部分が出てしまった。あと2戦五十嵐がいなくても勝たないといけない」と前を向いた。エースを欠いた今こそチーム力で勝ちにいく。

 

◆試合結果 ●中大1-4日大○

 

◆詳細結果

●本間1-2猪熊○

○大関2-1小倉●

●川端主将・西方組2-0緒方・三橋組○

●田崎・古屋組1-2西・光島組○

●佐藤1-2藤井○

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部