バドミントン部

バドミントン部・関東学生バドミントン春季リーグ戦対明大

2017年05月01日

4月29日 水元総合スポーツセンター

 

優勝へ第一歩! 初戦を白星で飾る

 

 春季リーグ戦が開幕した。新体制になって、最初の大きい大会。開幕戦の相手は明大となった。序盤のシングルスの連勝で勢いに乗るも、ダブルス2つを落としてしまう。第3シングルスまでもつれた攻防だったが、3-2で勝利を収めた。

 

▲シングルスでもダブルスでも活躍した大関

 

 第1シングルスに出場したのは五十嵐優(法4)。「少し緊張していた。手前側が全然見えていなかった」と第1セットを落としてしまう。しかし、第2セットは始終五十嵐のペースで試合が進む。鋭いショットで相手を追いつめると、21-9で大差をつけてこのセットを奪う。第3セットも自分のペースに持ちこみ、五十嵐らしい粘り強いプレーを見せる。「プレーをコントロールできるようになってきた」と、海外遠征の修行の成果が見られた。2-1で勝利をもぎ取った。

 

▲「リーグ戦、インカレ、全部優勝したい」と語った五十嵐

 

 勢いのついた第2シングルスに出場したのは大関修平(商4)。21-11で第1セットを先取すると、危なげなく第2セットも制し、勝利に王手をかける。

 続く第1ダブルスには西方優馬(法3)・森岡秀斗(法2)組が出場。ここで勝利して勝負を決めてしまいたいところだったが、小さなミスが目立ち、ストレート負けをしてしまう。

 

 第2ダブルスには大関・川端祥主将(商4)組。第1セット、一時は7点の点差があったものの、二人の息のあったプレーで相手の取りにくいところに球を落とし、逆転に成功する。20-19と追いつめた。しかし、一気に4連続でポイントを奪われてしまい22-20でこのセットを落としてしまう。第2セットを何としても取り返したいところだったが「立て直すまえにやられてしまった」(川端主将)と、第1セットでの改善点を直すことができず、ストレート負け。勝負は第3シングルスに託された。

 

▲大関・川端主将組

 

 第3シングルスに送り込まれたのは本間稜人(経2)。「最悪の場合を考えて準備できていた」。序盤から相手を左右に揺さぶってポイントをとる。力強いスマッシュで積極的に攻めると、21-18で第1セットを奪う。第2セットは互いに譲らない展開になった。3点以上の差が開かない状況だったが、最後は相手のミスを誘い22-20で勝利。途中、五十嵐に助言をもらったという。「監督のよりためになる(笑い)。信用している」と、デュースにまでもつれた試合も五十嵐のアドバイスがあってこその勝利だったようだ。

 

▲勝利し喜ぶ本間。だが「自分のペースに持ってこれそうなときにミスをしてしまった」と試合内容についての課題を挙げた

 

昨年のインカレで優勝している中大は、このリーグ戦も「優勝を狙う」(川端主将)。  この日行われた男子1部リーグの3つの試合は、すべて第3シングルスまでもつれた。混戦となっているリーグ戦で、中大は頭一つ抜けることができるだろうか。優勝にむけて、気が抜けない戦いはこれからだ。

 

◆試合結果 〇中大3-2明大●

◆詳細結果

〇五十嵐2-1澁谷●

〇大関2-0小笠●

●西方・森岡組0-2武石・西谷組〇

●大関・川端主将組0-2酒井・仁平組〇

〇本間2-0丸山●

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部