バスケットボール部

バスケットボール部・関東大学バスケットボールリーグ戦対早大

2015年09月15日

9月13日 東洋大学総合スポーツセンター

 

早大に完敗、3敗目を喫する

 

 1勝2敗でリーグ戦4日目を迎えた中大。この日の相手は早大、春の新人戦で準優勝するなど1部昇格の呼び声高く、リーグ戦もここまで全勝と力のあるチームだ。前半に大きくリードされた中大は、後半に食らい付くも、力の差を見せつけられ完敗。下馬評を覆すに至らず、リーグ戦3敗目を喫した。

 

#18國政は正確なミドルシュートでチームに貢献した

 

▲#18國政は正確なミドルシュートでチームに貢献した

 

スターター #2渡部史鏡主将(文4) #6柿内輝心(法2) #15八木橋直矢(総3) #18國政拳人(法4) #25森知史(法3)

 

 試合開始早々、早大のディフェンスが中大に襲い掛かる。ボールマンに厳しくプレッシャーをかける相手に対しミスを連発。シュートもことごとく決められ、開始1分半で0-12と大きく出遅れてしまう。タイムアウトを取った中大は#6柿内、#15八木橋を中心とした速い攻めやゾーンディフェンスで活路を見出す。シュートが好調でこのピリオドだけで11得点を挙げた#18國政の活躍もあり、一時は3点差まで詰め寄る。しかし第1ピリオド残り2分を切ってから再び早大のペースに。3本のスリーポイントシュートや速攻などでピリオド終了間際に一気に突き放され、17-30で最初の10分間を終える。

 

 第2ピリオドも開始から早大に圧倒される。相手のタイトなディフェンスが中大のターンオーバーやシュートミスを誘い着実に差を広げられていく。#13中村功平(総1)が「地味な仕事をしていくしかない」と幾度も気持ちのこもったディフェンスを見せてマイボールにするも得点には結びつかず、5分以上も得点が停滞する。#13中村の好ディフェンスから速攻で#28鶴巻啓太(法1)が決めてようやく加点するが、その後も内外問わず確実に得点を重ねた早大に突き放され、23-54で試合は後半へ。

 

#13中村功平

 

▲思い切りの良いシュートを放つ#13中村はこの試合、7リバウンド3スティールと体を張った活躍が光った

 

 後半第3ピリオド、#2渡部主将のスリーポイントシュートで好スタートを切ると、#6柿内のドライブなどで加点する。しかしその間も早大は1対1の個人技を中心に得点を取り、中大との差を縮めさせない。中大は途中出場の#24小林千真(法2)を起点にして攻めるも、早大に追いつくまでには至らず73ー44でこのピリオド終了。

 

 最終第4ピリオドは一進一退の攻防に。#99浅見陸人(総2)のシュートや、#13中村から#25森への合わせなどが決まるも、早大のインサイドを中心とした攻めを止められない。終盤中大はオールコートディフェンスに切り替え意地を見せるも、それに落ち着いて対応した早大が逃げ切り65-92でタイムアップ。

 

果敢にリングへ向かう#24小林

 

▲果敢にリングへ向かう#24小林

 

 「外からのシュートの差が出た試合」と#18國政が振り返るように、スリーポイントシュートは中大が2本なのに対して、早大は11本を沈めた。早大は2点シュートの確率でも50%を超える数字を残した。また、試合を通してのターンオーバー数は早大の9に対して中大は22。早大が激しいディフェンスでオフェンスのリズムを作った一方、中大はミスを誘発され流れをつかむことはできなかった。今後も2部の強豪校との対戦を控える中大にとってこの部分の改善は必要だろう。

 

 この敗戦で1勝3敗となった中大。しかし、リーグ戦はまだ18試合のうち4試合を終えたばかり。ここからの中大バスケ部の巻き返しに注目したい。

 

◆試合結果◆

●中大65(17-30、6-24、21-19、21-19)92早大○

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部