バスケットボール部

バスケットボール部 第64回関東大学バスケットボール選手権大会準々決勝対法大

2015年05月11日

5月7日 国立代々木第二体育館   1部・法大の壁厚く ベスト4に届かず 

強豪、青学大に勝利し、勢いにのっている中大。準々決勝の相手は青学大同様リーグ1部所属の法大。 主力の#25森知史(法3)を欠き、厳しい戦いとなった。4点差にまで迫ったものの逆転できず、力の差を見せつけられ敗北。ベスト4には届かなかった。

スターター #6柿内輝心(法2) #9阿部龍星(商2) #15八木橋直矢(総3) #18國政拳人(法4) #27宍倉光(法4)

 第1ピリオド、中大は法大に先制を許してしまう。#18國政、#6柿内、#9阿部を中心にシュートを狙うが、法大の堅いディフェンスに阻まれなかなか得点できない。また、リバウンドを上手く中大ボールにできず、流れを引き寄せられない。その間に法大はスリーポイントシュートを決め、残り5分、たまらず中大はタイムアウト。その後、中大はゾーンプレスを仕掛ける。#14鈴木夕介(商4)、#99浅見陸人(総2)がそれぞれ得点するものの、14-24と10得点の差をつけられてしまった。

▲シュートを狙う#6柿内

 第2ピリオドでは#9阿倍のドライブが法大のミスを誘う。青学戦で活躍した#28鶴巻啓太(法1)のジャンプショットも決まる。#27宍倉のパスから#14鈴木がゴール下でボールを沈めるなど、確実に得点はするものの、法大のパスカットなどで24-36と12点差で前半を終えた。

 第3ピリオド開始直後、試合が動く。#14鈴木が3連続スリーポイントシュートを決め4点差にまで迫る。一方で法大はゴールに嫌われ、徐々に中大ペースに。このまま食らい尽きたいところだったが、法大も着実に得点を重ね引き離す。また、フリースローも確実に沈める。#6柿内がブザービートてスリーポイントシュートを決めるも43-57で最終ピリオドへ。

▲スリーポイントシュートを放った#14鈴木

   最終ピリオド、序盤から法大は3連続でシュートを沈め、点差を18まで広げる。中大も#6柿内が調子を上げ、スリーポイントシュートを決める。また、ディフェンスオールコートでインターセプトを仕掛け、試合を立て直そうとするも法大の勢いを止められず、60-71で敗れた。

 荻野コーチは試合後、「青学大に勝ち、(法大に勝って)ベスト4にいけるのでは、という気持ちが悪い方向に浮ついてしまった」と話す。また、試合を通じて安定してシュートを決めることが出来る選手がいないことも指摘し、課題が浮き彫りとなった。一方で、「(青学大、法大の)格上相手の得点を70点前後に抑えられているのは悪くない」と話した。ベスト8という結果について今試合3連続スリーポイントシュートを決めた#14鈴木は「正直嬉しい。青学大に勝てたのは自信になる」と語る。また、下級生について「能力があるし得点力もある。泥臭い部分は自分たち4年が体を張っていけばいいのでのびのびやってほしい」と期待をあらわにした。

 5位決定戦の相手は中大と同じリーグ2部所属の大東大。勝利をつかめるか。

 

◆試合結果 ●中大60(14-24、10-12、19-21、17-14)71法大○

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部