バスケットボール部

バスケットボール部 関東大学バスケットボールリーグ戦対東洋大

2014年10月04日

10月4日
江戸川大学駒木キャンパス
全員出場で4勝目をもぎとる
 先週の大東大に敗れ、2部暫定9位と苦しんでいた中大。東洋大戦では交代を頻繁に行い、ベンチ全員出場を果たしつつも、後半に突き放し勝利した。

スターター
#5谷口光貴主将(法4) #15八木橋直矢(総2) #18國政拳人(法3) #25森知史(法2) #31流田和輝(法4)

17得点をあげ、復調をアピールした#18國政

 試合開始後東洋大が先制。中大は高い位置からのディフェンスを試みる。#25森のインサイド、#31流田のアウトサイドからのシュートが立て続けに決まるが、東洋大もスリーポイントなどで得点を重ねる。リーグ戦2巡目から出場時間が多い#99浅見陸人(総1)がバスケットカウントを決め同点に。そのあと東洋大に得点をゆるし11-16で第一ピリオドを終える。
 第二ピリオドでは外からのシュートで得点を奪うも、トラベリングや24秒バイオレーションを取られる。その後#27宍倉光や#1向後史彦(文4)などを投入。#1向後と#27宍倉のコンビプレーが決まった後、#27宍倉がバスケットカウントを決め再びスターターに戻す。しかし#15八木橋がスリーポイントを決めて4点差としたあと、ファウルトラブルに巻き込まれベンチへ。4点ビハインドで後半へ。

インサイド、アウトサイドともに活躍した#99浅見

 後半第三ピリオド、#31流田のジャンプシュートや#18のスリーポイントなどで1点差までつめよると、#5谷口主将のスリーポイントで逆転。その後、#24小林千真(法1)のアシストから#18國政がレイアップを連続で決め、また#24小林も速攻を決めるなど7点差をつける。東洋大はたまらずタイムアウト。しかしそのあとも#18國政のロングシュートがとまらない。ファウルがかさんだものの4点の差をつけ最終ピリオドへ。
 最終ピリオドも第三ピリオドの勢いが健在。#25森がバスケットカウント、#99浅見がゴール下、#15八木橋のスリーポイントで11点差に。東洋大はタイムアウトを取り、流れを変えようと試みるもなかなか差を縮められない。#9阿部龍星(商1)がレイアップ、スリーポイントを決めると、勝利の確信を得た中大は#3小野竜暉(総4)、#16築井良知(経1)をコートに。これで15人全員が出場し、10点差で勝利を果たした。
 前回の大東大戦の敗戦後練習に集中力が見えなかったという中大。1部復帰に向けて可能性はゼロではないが、厳しい状況になり目標が見えないためだった。「みんなと話をしてインカレ出場権を得ることができる3位をめざそうと目標を再度立てた」という荻野コーチ。機動力のある選手を起用し、ひんぱんにメンバーを変えることで得点を重ねることを試みた。3~4分ごとに選手を変えることはリズムを狂わせるリスクもあったが、全員がリバウンド、ルーズボールを追うことを心がけ、作戦は成功。「全員が出場した。みんなでとった1勝」と振り返った#99浅見。しかし「ディフェンスではたくさん得点を決めさせてしまった」(#99浅見)とまだ満足はしていない。チーム一丸となって残り3週間となったリーグ戦での全勝を目指す。

◆試合結果
○中大81(11-16、20-19、28-20、22-16)71東洋大●


記事・写真 「中大スポーツ」新聞部