バスケットボール部

バスケットボール部 関東大学バスケットボールリーグ戦対大東大

2014年09月29日

9月28日
日体大世田谷キャンパス

 
勝負のリーグ後半戦、黒星スタート
リーグ戦の前半を3勝6敗で10チーム中9位という不本意な成績で折り返した中大。後半戦初戦の相手は前回の対戦で勝利した大東大。なんとか白星発進で上位陣に食らいつきたいところだったが、接戦の中、終盤に抜け出された中大は黒星スタートとなってしまった。

スターター
#5谷口光貴主将(法4)  #14鈴木夕介(商3)  #15八木橋直矢(総2)  #25森知史(法2)  #31流田和輝(法4)

鋭いドライブで切れ込みシュートを放つ#15八木橋

 立ち上がり、まずリズムをつかんだのは中大だった。#5谷口主将のスリーで先制すると、しつこいディフェンスで主導権を握る。確実にディフェンスリバウンドを取り、#25森インサイドや#15八木橋のカットインからのレイアップで加点していく。ここで大東大タイムアウト。そのタイムアウト後、中大のシュートが入らない。インサイド、アウトサイドともシュートがことごとくリングに嫌われる。逆に大東大の追い上げに遭い、ついに逆転を許す。ここで中大は#18國政拳人(法3)、小林千真(法1)らを投入し、流れを取り戻そうと試みる。しかし依然としてシュートは入らず、5分以上無得点の状態が続く。#25森のフリースローでようやく得点するも、相手にスリーで返され、10-16で第1ピリオド終了。
 第2ピリオド、途中出場の#99浅見陸人(総1)が積極的にシュートを放つも、相手のインサイドの攻撃を止められず、差は広がっていく。しかし、ここから中大が意地を見せる。#15八木橋のレイアップや#99浅見のミドルシュートなどで追い上げると、#5谷口主将のスリーで逆転に成功。再度リードした中大が28-27の1点差で前半を折り返す。

積極的にシュートを放つ#99浅見

  後半第3ピリオド、相手のインサイドを中心とした攻めをなかなか止めることができない。また、オフェンスリバウンドを取れず、セカンドチャンスがなく中大の攻撃は単発に終わってしまう。徐々に差を広げられ8点のビハインドを負ったところで、中大タイムアウト。ここからまた中大が息を吹き返す。#99浅見から#9阿部龍星(商1)への合わせ、#15八木橋のスリーなど連動した攻撃で得点を重ね再びリード。49-47で第3ピリオドを終える。
 迎えた最終第4ピリオド。開始から激しくやりあう展開となる。得点を取っては取られてのシーソーゲームが続く。しかし、残り6分で#99浅見が負傷退場。ここから次第に流れは大東大へ。ディフェンスリバウンドが取れなくなった中大に対し、大東大は着実に得点を重ねる。#25森のインサイドで中大も粘りを見せるが、ファウルもかさみ、相手の流れを止めるまでには至らず、73-60で敗戦。リーグ戦7敗目を喫してしまった。
 
 苦しい戦いが続く中大。2位以上の背中を追いかけるどころか、3部との入れ替え戦圏内である下位2チームにとどまっている。残り8試合、中大らしいバスケで意地を見せてほしい。

◆試合結果
●中大60(10-16、18-11、21-20、11-26)73大東大○


記事・写真 「中大スポーツ」新聞部