バスケットボール部

バスケットボール部 関東大学バスケットボールリーグ戦対日体大

2014年09月21日

9月20日
東洋大総合スポーツセンター
延長戦まで持ち込まれ、痛い5敗目
 先週から連敗が続いている中大。一部復帰に向けて黄色信号が灯る中、絶対負けられない日体大との試合だったが、延長戦まで持ち込まれ敗北した。

スターター
#5谷口光貴主将(法4) #15八木橋直矢(総2) #25森知史(法2) #27宍倉光(法3) #31流田和輝(法4)

スリーが炸裂し36得点をあげた#5谷口主将

 試合開始直後からパスミスなどのケアレスミスが目立ち、日体大にペースをつかまれてしまう。開始2分で差は10点。中大は無得点のままタイムアウトを取る。リーグ戦で好調の#9阿部龍星(商1)を投入する。#9阿部がレイアップ、#5谷口主将がスリーを決め、徐々に中大もリズムを取り戻す。第一ピリオド終了のブザーとともに#5谷口主将がハーフラインから放ったシュートが決まり、同点で第二ピリオドへ。
 第二ピリオドは得点の奪い合いが続き、シーソーゲームに。このピリオドから出場した#17笠原一生(商2)や#31流田の活躍などで一時は主導権を握る。しかし日体大も負けずに攻め込み、41-44の三点差で前半を終える。

インサイドで安定感を見せる#25森。24得点をあげた

 第三ピリオドも点の取り合いとなるが、中大が24秒バイオレーションを取られるなどなかなか差が縮まらない。そのあと#5谷口主将のスリーが炸裂し、再び逆転。#25森もインサイドで粘るが、ブザービーターで日体大に決められ1点差で最終ピリオドへ突入する。
 最終ピリオドでは「リーグ戦では出場機会が少なく悔しい思いをしてきた」(荻野コーチ)#24小林千真(法1)が活躍。#5谷口主将や#25森もシュートを沈め、日体大を5点差まで突き放す。両校ともにタイムアウトを取り、中大は残り1分で5点の差をつけていたが、同点に追いつかれてしまう。
 延長戦は日体大のスリーなどであっという間に差を広げられてしまう。「正念場で相手の4年生に活躍されたのが痛かった」と振り返る荻野コーチ。速攻やフリースローも相手のディフェンスを前に得点できない。36得点を挙げた#5谷口主将も5回のファウルで退場となり、流れは日体大に。反撃もむなしく10点差をつけられタイムアップ。痛い5敗目となった。
 5連敗となってしまった中大。1部復帰がまた遠のいたが、まだ可能性がなくなったわけではない。「国士大は昨年4勝5敗で前半を終え、後半全勝して入替戦でも勝って1部に行った」(荻野コーチ)ということもある。練習では毎日約2時間のミーティングを行い、浮上のきっかけを探る中大。ここからが正念場だ。

◆試合結果
●中大93(23-23、18-21、19-17、20-19、13-23)103日体大○


記事・写真 「中大スポーツ」新聞部