バスケットボール部

バスケットボール部 第90回関東大学バスケットボールリーグ戦対関東学大

2014年09月11日

9月10日 大田区総合体育館
接戦をものにできず敗戦
 2部リーグ3戦目の相手は関東学大。前半まで常にリードを許す苦しい試合展開となった。第3ピリオドでは一時逆転するも、突き放せないまま終盤に勝ち越され70-74で敗戦を喫した。

 スターター
#5谷口光貴主将(法4) #15八木橋直矢(総2) #25森和史(法2) #27宍倉光(法3) #31流田和輝(法4)

ゴール下へ果敢に攻め込む#25森

 第1ピリオドは相手のスローペースの攻撃が主導権を握った。#15八木橋のアシストパスから得点を重ね先手こそ中大が打つも、高さのある相手外国人センターを中心としたセットプレーであっさり逆転を許してしまう。ここで荻野コーチは「機動力のある選手を入れて、早いテンポのバスケットを展開したかった」と#5谷口主将、#15八木橋、#流田を外し、#1向後史彦(文4)、#14鈴木夕介(商3)、#82藤井則希(経4)を投入した。しかし差を縮めることはできず、第1ピリオドを16-21で終える。
 「自分たちが作ったビハインドは自分たちで取り戻してほしかった」(荻野コーチ)とメンバーをスタートに戻して第2ピリオドに臨む。#25森がリバウンドや速攻でチームに貢献し勢いを与える。しかし「リバウンドがとれずマイボールの時間帯が」すくなかった」(谷口主将)ともう一歩ペースが掴めない。東洋大戦でも活躍したルーキー#9阿部龍星(商1)を投入するもじわりじわりと離され34-44で第2ピリオドを終え前半を折り返す。

フリースローを決める#5谷口主将

 第3ピリオドで中大が反撃に転じる。#5谷口主将の相手の隙を突く攻撃で流れを引き寄せ、#31流田が速攻を走りきり遂に同点に追いつく。「全員がリバウンドだとかこぼれ球に食らいついていた。すごく良い時間帯だったと思う」(荻野コーチ)。更に#31流田が相手のパスミスを逃さず、そのままリングに押し込み遂に逆転に成功する。谷口主将は「相手のペースに合わせずシンプルに走ることができていた」と語った。
 1点リードで迎えた第4ピリオドは序盤互いにとりつとられつの展開が続く。しかし少しずつファウルが積み重なってしまいここから中大に焦りが出てしまう。その焦りは攻撃にも表れてしまう。1対1で相手を抜き去ってもゴール下の外国人センターの高いブロックに遭い攻めあぐねる時間が続いてしまった。結局最後は粘りきれないまま逆転を許し、最終スコア70-74で試合終了。2部リーグ開幕3連勝とはならなかった。
 悔しい敗戦となったがリーグ戦はまだまだ続く。「今日のことは反省しつつ、いい意味で切り替えて一戦一戦やっていく」(#5谷口主将)。1部昇格に向けて下を向いてる暇はない。
◆試合結果◆
●中大70-74関東学大○

次の試合は9月13日(土)対立教大で14:20~、東洋大総合スポーツセンターです。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部