バスケットボール部

バスケットボール部 京王電鉄杯

2014年05月08日

善戦するも逆転ならず、6位
5月4~6日 早大記念会堂、明大和泉キャンパス

 昨年リーグ戦では苦しい戦いが続き、2部降格を喫した中大。今年は再び1部に昇格するため、”チェンジ”というテーマを掲げて練習を積んでいる。実力のある新入生を迎えて初の公式戦。早大や明大、専大に接戦を繰り広げたが、逆転はできずに6位に終わった。5月末のトーナメントではベスト8入りを狙う。

5月4日
 初戦の東大戦では、新入生が多数出場。#20齋藤拓巳(文2)のスリーポイントや#17笠原一生(商2)のバスケットカウントなどで第1ピリオドで31-10と大差をつける。第2ピリオド以降も確実にシュートを決め東大を寄せ付けず、97-48で制した。
 2戦目の明大戦では第1ピリオドを18-18とする。第2ピリオドから明大のスリーポイントに苦しめられる。リバウンドもなかなかとることができず、13点差にまで広がってしまう。しかし第3ピリオドでは#18國政拳人(法3)スリーポイントや#25森知史(法2)のゴール下などの活躍で2点差に。最終ピリオドでは#15八木橋直矢(総2)のスリーポイントで逆転するも、明大にスリーポイントを沈められ再び逆転される。反撃するもファウルがかさみ、フリースローを与えてしまい4点差で敗れた。

5月5日
 3戦目の相手は法大。第1ピリオドは7点の差をつけられるが、第2ピリオドからは点を取り合い、センター#25森や#5谷口光貴主将(法4)などの活躍で第3ピリオドを同点で終える。最終ピリオドは#31流田和輝(法4)がバスケットカウントを決めるが、残り時間2分で5点差をつけられ中大はタイムアウト。しかしそこから#15八木橋や#5谷口主将がスリーポイントを決める。残り3.3秒で2点の差をつけられていたが、#18國政がスリーポイントを決め、逆転。85-83で見事接戦を制した。
 4戦目はここまで全勝してきた早大と対戦。序盤から差をつけられ苦しい展開となる。第2ピリオドからは#18國政らの活躍でじわじわと点差を縮める。相手のミスから#5谷口主将がダンクシュートを沈めるなど第3ピリオドでは2点差まで詰め寄る。しかし最後は力尽き9点差で敗れた。これによりBブロック3位となり、5・6位決定戦に進むことになった。


5月6日
 5・6位決定戦の相手は専大。試合開始早々#25森がバスケットカウントを取られたり、ディフェンスを崩すことができずに24秒をとられたりと苦しむ。しかし、#27宍倉と#14鈴木夕介(商3)のコンビプレーや#14鈴木のフリースローなどで3点差まで縮め、第1ピリオドが終了。第2ピリオド、第3ピリオドも法大戦同様、点の取り合いが続き55-57で最終ピリオドを迎える。最終ピリオドは数回トラベリングをとられるなど、3点差をなかなか縮めることができない。ルーキーの#6柿内輝心(法1)の活躍で1点差とし、再び3点差とされるも#15八木橋がスリーポイントでのファウルを受け、フリースローを与えられる。2点を追加するが、パスミスにより再び専大に2点を与えてしまう。残り15.1秒で中大はタイムアウト。しかし逆転はならず3点差で敗れ、6位が決定した。

 昨年課題としていた後半での失速は、強力な新入生の加入などで選手層が厚くなり、克服されている。しかし荻野コーチは「試合の中でいい時間と悪い時間の差がありすぎる」と課題をあげる。今月末にはトーナメントが行われる。「負けたら終わり。勝ちに行く」(谷口主将)。”チェンジ”を目標に掲げ、練習内容や生活態度、ユニフォームまで一新したバスケットボール部。「目標はベスト8」(荻野コーチ)とトーナメントでの健闘を誓う。

◆試合結果
Bブロック
○中大97-48東大●
●中大68-72明大○
○中大85-83法大●
●中大80-89早大○
5・6位決定戦
●中大73-76専大○

総合結果
①青学大
②早大
③明大
⑥中大

次回の大会である関東大学バスケットボール選手権大会(トーナメント)は、5月26日10時から大田区総合体育館で行われます。
 
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部