ソフトボール部(女子部)

ソフトボール部 東京都大学ソフトボール連盟インカレ2次予選(女子)対学芸大

2015年05月11日

5月9日 東京富士大日高グラウンド

学芸大にサヨナラ負け・・・インカレ出場逃す

サヨナラ負けを喫し、悔しがる選手たち

▲サヨナラ負けを喫し、整列後に悔しがる選手たち

 春季リーグ戦を2位で終え、インカレ予選に出場したソフトボール部。2試合に勝利すればインカレの出場権が与えられる。第1試合は2部3位の学芸大と対戦。リーグ戦では9-7で勝利している相手だ。3回に3点を先制した中大だが、学芸大に徐々に反撃を許し5回に同点に追いつかれる。粘りを見せたいところだったが、最後は2塁打3本で2点を失いサヨナラ負けを喫した。

 シーズン前半戦最後の公式戦を白星で飾ることはできなかった。3回に3点を先制すると、5回には木村祥子主将(経3)の犠飛と上田なぎさ(商2)の適時三塁打で2点を追加した。  先発の杉田遥奈(総3)は3回と4回にそれぞれ1点を失い、5回には3連打で1点差に迫られる。杉田を援護したいところだったが、中大の6回と7回の攻撃はいずれも三者凡退に終わり、1点リードで最終回の守りを残すのみとなった。

 ところが、先頭に二塁打を許すと、続く打者も二塁打を放ち同点に追いつかれる。無死二塁のピンチを迎えた中大。3ボール1ストライクからの5球目を左翼に運ばれ、あとアウト3つのところで逆転サヨナラ負けとなった。

 リーグ戦ではピンチの場面を迎えると斗賀蓮(経4)に継投し逃げ切るというパターンを確立していたが、この試合は斗賀が欠場。杉田1人で最後まで投げなければならなかった。そのぶん「相手の上を行く打撃」(木村主将)が求められたが、攻守に活躍していた斗賀の不在が大きく響いた形だ。

 最終回について「もっと大事にいくべきだった」と杉田。今後は秋季リーグ戦を見据えた練習になるが、木村主将は「主将として、今後は心を鬼にして厳しさも求めていく」と語った。春季リーグ戦では1打サヨナラの場面であと1本が出ず、この試合は逆転サヨナラ負け。1球の怖さは誰よりも選手が痛感しているはずだ。この敗戦を糧にして、秋季リーグ戦では悲願の初優勝を目指す。

 

◆試合結果

中 大=003 020 0 =5

 学芸大=001 120 2x=6

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部